1936年(昭和11年)資産家として有名な大倉喜七郎(バロン大倉)が世に問うた我が国発初のベーム式キーメカニズムを持った無簧(ノンリード)楽器。
当初は尺八の改良形として発想されたようですが、キー操作によりクロマチックスケールが作れ、かつまたメリカリにより微分音の表現やフルートでは困難なポルタメントも可能ということで非常に表現力豊かな楽器です。
現在この発想は我が国では残念ながらほぼ生かされておらず、また情報もかなり稀少であります。
情報はどんどんお寄せ下さい。
このコミュニティでは様々な立場で活躍されている皆様とオークラウロを通して「いい物を取り入れて自分のスタイルに合わせるという日本人的な感覚」を見つめていければいいかと思います。フルート奏者、尺八奏者、楽器製作者、邦楽大和楽が好きな方、オークラブランドが好きな方、ホテルオークラが定宿の方(笑)、等、、どなたでもご参加下さい。
尚、市販のフルートを縦笛化する頭管部は以下の所で入手可能です。
Tai Hei Shakuhachi Flute
http://
Drelinger Headjoint co.
http://
泉州尺八工房(未確認)
http://
(どんどん情報をお寄せ下さい)
私は真鍮パイプとエボナイトを使い自作しました(トップ写真)。器用な方でしたら自作できるかと思います。
※全盛時会員数1800名を数えた「日本オークラウロ協会」この位の人数になったら正式に再興してもいいですね。