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六条御息所

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詳細 2019年6月1日 22:17更新

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六条御息所(ろくじょうのみやす(ん)どころ)は『源氏物語』に登場する架空の人物。桐壺帝時代の前東宮の女御で六条京極付近に住まいを構えていることからこの名がある。

16歳で前東宮妃となり、20歳で夫に死別した。東宮との間に一子があり、後に斎宮を経て冷泉帝に入内する(秋好中宮)。年齢は賢木の巻の際には数えで30歳。

東宮の死後、7歳年下の光源氏と恋愛関係におちいる(この間のなれそめが源氏物語では欠落している。源氏物語参照)。だが源氏は、美しく、気品があり、教養も知性も人に優れているために矜持の高い彼女をやがて持てあますようになり、逢瀬も間遠になってしまう。しかし源氏に惹かれ、またその矜持のゆえに素直な態度を男に見せることのできない彼女は、自分を傷つけまいと、本心を押し殺してしまう。

この自己抑圧が、以降物語のなかで御息所を生霊、死霊として活躍させることになる。押し殺した妬心が、抑制のうしなわれるたびに身からあくがれでて、源氏の愛する女君たちにあだを成すようになるのである。

その最初は、夕顔の巻で源氏と逢引する夕顔を取殺した物の怪で、物語のなかに御息所のそれではないかと示唆する部分がある。

さらに葵の巻では、賀茂祭(葵祭、4月 (旧暦)の中の酉の日)の見物の折に、つわり中の源氏の正妻の葵の上の車と鉢合わせになり場所の争いから下人に恥辱な仕打ちを受けたことを発端に、生霊となって出産に苦しむ葵の上を取殺してしまう。御息所が、寝覚めの床に髪から抹香の匂いがするのを知って(抹香は悪霊を退けるための加持に用いる香)、さては意識を失っていたあいだにわが身が生霊となって葵の上にあだをなしたか、と覚る場面は源氏物語前半のクライマックスのひとつである。

その後、光源氏との関係を断ち切るため、(光源氏は9月7日 (旧暦)に野宮に訪ねてくるが)、斎宮になった娘が桂川で9月16日 (旧暦)に御払いした後共に斎宮に選ばれた娘に付き添い伊勢に下る。(「賢木」)六年後、帝が変わり娘の任期が終わると京に戻り出家、手をつけぬよう釘を刺しつつ娘の将来を源氏に託し病没する。(「澪標」)

源氏が後に住まいとする六条院は御息所の旧邸で、死後も紫の上や女三宮などに取り付き源氏に恨み言を言いに出現している。(「若菜下」「柏木」)娘の中宮は母御息所が未だ成仏していないことを悲しみ、追善供養を行っている。(「鈴虫」)

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