日本を代表するジャズ・トランペッター原朋直さんを応援する本人公認のコミュニティです。
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暖かみのある音色とホールをも満たす音量、そして熱いエネルギッシュなブロウで、実力、人気ともに日本を代表するジャズ・トランペッター。米国ジャズ界をリードするウイントン・マルサリス(tp)をはじめ、海外のジャズメンとの親交が厚く、1997年から毎年、海外からのメンバーを呼び寄せた自己のバンドでライブ・ツアーを行っている。
クラシック界の話題を集める気鋭の指揮者、佐渡 裕との共演も数多く、2000年12月に行った“シエナ・ウインド・オーケストラ”定期演奏会の全国ツアーを始め、2001年の“1万人の第九コンサート”や2001・2002年の“ヤング・ピープルズ・コンサート”へゲスト出演するなど、クラシックの世界にも、その活躍の場を拡大している。また、2001年1月に公開された北野 武監督作品『ブラザー』のサウンド・トラックにもフィーチャーされ、オープニングとエンディングのテーマを演奏している。
2001年6月からは、ブラス・セクションを中心にした14人編成の“原 朋直 with ホット・ファット・ブラス”を結成。ほかにも、エレクトリック・ギター、エレクトリック・ベースを起用したファンク・バンド“原 朋直 OMASU DE FUNK”での活動も開始するなど、新たな試みに挑戦を続ける意欲的なトランペッターである。
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1966年神奈川県横須賀生まれ。
96年2月には初リーダー作『エビデンス・フォー・マイ・ミュージック』を発表。
97年、ワシントンDCケネディ・センターでの“さくらまつり”に出演。同年7月、ニューヨークで録音した第2作『ホット・レッド』[ジョン・ヒックス(p)、レジー・ワークマン(b)、ジミー・コブ(ds)]を発表。同時に、そのメンバーとのジャパン・ツアーも行い、各地で大好評となる。
98年2月、ジョン・ヒックス(p)とのデュオによる第3作『3つの扉』を発表。同年7月には、横浜で開催された“ジャズ・アット・リンカーン・センター”のエデュケーション・プログラムに、ウイントン・マルサリスと共に出演。その模様はNHKで放送される。
99年4月からは、フロントに大きくフィーチャーされて録音したNHK BS 1の番組『BS 22』のオープニング・テーマ「T.」(中村幸代)がオンエアされ、話題となる。6月には、フランス・コルシカ島での“カルビ・ジャズ・フェスティバル”へ出演。
99年4月には、“原 朋直スペシャル・カルテット”[ピーター・ミケリッチ(p)、ポール・ギル(b)、ケニー・ワシントン(ds)]による全国ツアーとレコーディングを行い、2000年2月に第4作『レッツ』としてキングレコードより発売される。
2000年4月には、ケニー・ワシントンに代わり、ジミー・コブを迎えたスペシャル・カルテットでジャパン・ツアーを行い、全国各地で熱演を繰り広げる。同年12月には、佐渡 裕指揮による“シエナ・ウインド・オーケストラ”の全国ツアーにゲスト出演。アルチュニアンのトランペット協奏曲などを演奏し喝采を浴びる。
2001年に公開された北野 武監督作品『ブラザー』では、サウンド・トラックのレコーディングに参加し、オープニングとエンディング・テーマにフィーチャーされる。同年2月には、TBS系列全国放送のテレビ番組『情熱大陸』に出演。2000年の活躍ぶりが放送される。また、ニューヨークのニュースクールで開催された“ミルト・ヒントン追悼コンサート”にジョン・ファディス(tp)等と出演。4月には、オリン・エバンス(p)、ドゥエイン・バーノ(b)、ナシート・ウエイツ(ds)を従えた“原 朋直ニューヨーク・カルテット”で全国ツアーとレコーディングを行う。5月には、俊英トランペッター、ブライアン・リンチとレコーディング。6月には“原 朋直 with ホット・ファット・ブラス”を結成し、活動を開始。8月には“佐渡 裕ヤング・ピープルズ・コンサート”のツアーにゲスト出演。この模様は、10月6日に毎日放送でテレビ番組として放送される。9月2日にも、『マイルスに捧ぐ トランペッター原 朋直』(毎日放送)と題した番組が放送され、第5作目となる『ピノキオ』(Zoo'T)レコーディングの模様が紹介されている。12月には、クラシック界の一大イベント、“サントリー 1万人の第九コンサート”へゲスト出演。また、ブライアン・リンチとの共作が『ドゥ・ザット・メイク・ユー・マッド』(Zoo'T)として発売される。
2002年6月、アメリカでの“ロチェスター・ジャズ・フェスティバル”に出演。7月には、前年に引き続き、“佐渡 裕ヤング・ピープルズ・コンサート”へゲスト出演。また、7月下旬から8月にかけては、“原 朋直ニューヨーク・カルテット”[オリン・エバンス(p)、エリック・レヴィス(b)、ナシート・ウエイツ(ds)]によるツアーを敢行。各地で大好評となる。
96年4月から洗足学園で講師を務め、ジャズライフ誌では98年から2002年までトランペット講座を連載。2000年3月からはヤマハ銀座店でトランペット教室を開講するなど、後進への指導にも力を入れている。
情感に満ちた歌心あふれるあたたかい音色と、力強い爆発的な熱いフレーズを併せ持つジャズ・トランペッターである。