銃・病原菌・鉄
一万三OOO年にわたる人類史の謎
ジャレド・ダイアモンド著 倉骨 彰訳
Guns, Germs, and Steel
the fates of human societies
Jared DIAMOND
<内容紹介>
人類の文明史を独自の視点から俯瞰した本です。
こつまらない歴史の教科書とは雲泥の差です。
一言で言うと、銃・病原体・鉄の3種は、人類文明1万年史の「勝ち組」と「負け組」とを決定付ける、いわば「3種の神器」でした。要するに、この3種を持っているか否かが、生き残る部族と、滅ぼされる部族とを運命付けてきた、ということです。
銃を手に入れることが出来た部族は、まだ弓矢しか知らない部族を簡単に征服した。
他の部族との接触が少ないと、さまざまな病原菌に接する機会がないため、免疫が鍛えられず、やがて外からの侵入者によって運ばれてきた病原菌によって、戦わずして人口が激減した。
「鉄を手に入れることが出来た部族は、不幸にして鉄を知らなかった、もしくは知る知らないに関わらず、資源が存在せず、手に入れることの出来なかった部族を、征服あるいは絶滅させた。
なぜ、人間は五つの大陸で異なる発展をとげたのか?なぜアメリカ先住民の方が逆に旧大陸を征服できなかったのか?各大陸の住民の運命を決めたものとは?
以下は検索用
文化人類学 世界史 人類史 文明 鳥インフルエンザ 鉄砲 鉄の時代