〜Edwin Fischer〜
(1886年10月6日バーゼル〜1960年1月24日チューリッヒ)
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどのドイツ音楽をレパートリーの中心とし、いくつもの名演を残した20世紀を代表するピアニストの1人、
エトヴィン・フィッシャーのコミュニティです。
J.Sバッハの平均律クラヴィーア曲集を世界で初めて全曲録音したことでも有名ですが、協奏曲の弾き振りを復活させたピアニストの1人でもあり、指揮者としても活躍しました。
当時の大音楽家たちからも厚い信頼を寄せられており、指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー作曲の「ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲」を作曲者との共演で1937年に初演。ヴァイオリンのゲオルグ・クーレンカンプ、チェロのエンリコ・マイナルディと共にトリオを結成し長く活躍しました(クーレンカンプの死後はヴォルフガング・シュナイダーハンと)。またアルフレッド・コルトーやヴァルター・ギーゼキングら同時代のピアニストとも、お互いに尊敬し合う間柄だったようです。
「音楽を愛する友へ」等の著作もあります。
教育者としても、シュテルン音楽院やベルリン音楽大学の教授も務め、パウル・バドゥーラ=スコダ、ダニエル・バレンボイムやアルフレッド・ブレンデルなどを輩出しています。
現在で言うところのバリバリのテクニシャンではなかったかもしれないけど、あの深みのある音色と、包容力のある音楽に魅せられたという方、ぜひぜひ語り合いましょう。
まだエトヴィン・フィッシャーを知らないという方も、ぜひぜひ参加していただきたいです!
トピックの作成などご自由にどうぞ。