ジューンベリーはアメリカザイフリボクとも呼ばれています。
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■分 類
バラ科、ザイフリボク(アメランキエル*)属
■原産地
北アメリカ北東部
■類 別
落葉性、高木性、広葉樹
■俗 称
ジューンベリー(June Berry)
原産地では六月にこの実が収穫できることから ジューンベリー(六月のベリー)と呼んでいます。園芸関係者は、親しみあるこの名称で呼ぶことが多いようです。
なお本州などに自生するザイフリボクの実は食用にはしていません。
■特長、性質
本種は北海道全域でよく成育し、積雪の少ない冬期間の最低気温マイナス30℃、最大積雪40cm以下、最大凍結深度1mの地域において6年間成育試験を行なった結果、耐寒性には全く問題はなく成長が良好です。また施工実績からみると、道内の各地(道東、道北、道央の内陸部)での植栽になんら問題はありません。
* 耐寒性には非常に優れた性質を持ちます。
* 花、実、紅葉いずれも優れており観賞木としても有用です。
* 病虫害の発生は少なく、アブラムシの発生がときおり見かけられる程度で、植栽には影響がありません。
* 湿地にも耐えます。
■四季の変化
上記のほか四季を通じて次のような特長があります。
* 春の開葉(5月中旬〜下旬)
若葉はやや白色を呈し、明るい印象を与えます。
* 開花(5月下旬〜6月初旬)
細長い五弁の白い花が鈴なりに咲き、辺り一面、霞がかかったように美しい。
(開花の様子はこちらでもご覧いただけます)
* 初夏〜初秋(7月)
七月になるとブルーベリーに似た形の赤い実が鈴なりに付け、やがて黒く色づき甘く完熟します。(結実の様子はこちらでもご覧いただけます)
* 秋〜初冬(10月〜11月)
秋が深まると葉は鮮やかに紅葉します。
■その他
株立ちになる性質がありますが、単幹に仕立てることにより通常の街路樹としても利用できます。本州方面ではガーデニング用、果樹採取用樹木として非常に人気があり、ケーキにも利用されています。