嘆きの聖母の原形。
イシスとオシリスは、ヌートの胎内に居た間に互いに恋心を持ち交わっていた・・
エジプトの魔法。
魔術の女神、イシス。
フウと呼ばれる言霊・・
『イシスとオシリス』(Peri Isidos Kai Osiridos)は、道徳論と総称されている非伝記作品の一つ。古代ギリシアの哲学者プルタルコスは、プラトン哲学の信奉者であると同時に、敬虔な信仰の持ち主であり、衰微していた神託の権威復興のための、イシスとオリシス・・。
デルポイの女祭司であったクレアに宛てて書かれており、中でエジプトの神々の多くは、古代の習慣の通り、ギリシア神話の神々と同一視され、ギリシア名とエジプト名の二重の名を与えられている。
大、大要。
クロノスとレイアすなわち大地の神ゲブと天の女神ヌートが、情愛の契りを結んだことを知った太陽神レーは、ヌートに呪いをかけ彼女が一年のどの日にもけっして子を産むことができぬであろうと宣言した。
オシリス神話に基づく、イシスとセラピスを主神とする神性の密儀!
古代後期にギリシア・ローマ世界の全域で流行し、キリスト教にも影響を及ぼした。オシリスの死を悼むイシスにわれわれは、「嘆きの聖母」像の原形を見いだされよう。
死者を蘇らせ、再生復活をする女神イシス。
それはのちの誕生するキリスト教の復活思想につながる。
写真:ヒースの大木の幹に包まれたオシリスの屍体