携帯エロ画像見られ妻を絞殺…新婚3か月34歳会社員
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携帯電話に保存していたエロ画像を見た妻に腹を立て、首を絞めたとして、警視庁町田署は7日、殺人未遂の疑いで、町田市の会社役員・川上仁志容疑者(34)を逮捕した。川上容疑者は2月に結婚したばかりだったが、「これまで何回も妻から殴られた。この手段しか取れませんでした」と供述。妻はその後死亡が確認され、同署は容疑を殺人に切り替えて調べている。
携帯電話に友人から送られたエロ画像。新妻が夫の手で命を落とす、いたましい事件のきっかけになってしまった。
調べでは、川上容疑者は6日午後9時ごろから10時ごろの間に、町田市のマンション1階にある自宅で、妻で専業主婦の和子さん(28)の首を両手で絞めて殺害しようとした疑い。シャワーを浴びている間に携帯電話の画像を見られ、問いつめられて口論になっていたという。
馬乗りになって妻の首を絞めた川上容疑者は、友人男性に「妻を殺した」と電話し、友人が警察に届け出た。川上容疑者は「携帯電話に保存していたわいせつ画像を勝手に見られ、腹が立った」と、容疑を認めている。画像は以前、友人男性に送ってもらったものだった。
和子さんが死亡し、町田署では容疑を殺人に切り替えて調べている。同署によると、川上容疑者と和子さんは2月に婚姻届を出したばかりだった。
逮捕後、川上容疑者が記した直筆の陳述書によると「以前から自分の携帯の履歴や写真を見られ、嫌気がさしていた」という。また「1日に数十回殴られたり、耳をかみちぎられそうになったこともあります」と告白。
「別れてほしいと彼女に言ったら『結婚詐欺だから1000万円よこせ』などと言われ、畏怖(いふ)感と恐怖感があり、別れることができませんでした。私は、脅されて結婚しました」と振り返っているという。
陳述書の最後は「私は毎日毎日胃が痛くて限界でした。私には、この手段しかとれませんでした」と締めくくられているという。なお、同じマンションに住む女性は6日夜、「口論する声が聞こえた。男性の声も女性の声も聞こえた。結構長く続いていた」と話していた。
(2007年5月8日06時01分 スポーツ報知)