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BASARA(バサラ)が好きっ!

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詳細 2023年10月12日 18:18更新

≪書籍情報≫

著者:田村由美
出版社:小学館
版型:新書版
カテゴリー:少女コミックス
連載雑誌:別冊少女コミック

http://zenkandokuha.com/?pid=3472641

≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『BASARA』(バサラ)は、田村由美による漫画作品。「別冊少女コミック」(小学館)において、1990年9月から1998年6月まで連載された。単行本は全27巻(外伝を含む)。1993年に平成4年度(第38回)小学館漫画賞受賞。1998年にアニメ化され、日本初の本格的なUHFアニメとして放映された。

文明崩壊後の日本を舞台にした架空戦記という、従来少年漫画の独壇場と思われていたジャンルで、少年漫画を超えるスケールのドラマを少女漫画らしいラブストーリーを絡めて描き、人気を博した。


【あらすじ】
20世紀末。ある大予言者の予言通り、地球は滅亡の危機を迎えた。文明は滅び、国は暴君が支配し、人々は圧政に苦しんでいた。

それから300年後の日本。山陽地方の白虎の村に、運命の子供が誕生した。その名は「タタラ」。日本を救う革命家として、白虎の刀を携え、残りの朱雀・青龍・玄武の刀の継承者を探す旅に出る。


【主要登場人物】
更紗(さらさ) (声:木村亜希子)
殺された双子の兄に代わって兄の名「タタラ」を名乗り、白虎の刀を携えて革命に身を投じる15歳の少女(作中で16歳になる)。彼女が女性であることを知る者は仲間内でも少ない。
白虎の村の長の娘で、圧政に苦しむ民衆を救う「運命の子供」であることを予言されて生まれる。彼女を守るため兄が「運命の少年」名乗り、更紗は自分が「運命の子供」であることを知らずに成長する。
家族の仇とは知らずに朱理と愛し合うことになる。
緑豊かな、争いの無い世界を望む。涙もろく、少女故に精神的に脆いところがあるが、剣の腕前、カリスマ性は相当なもの。
普段は揚羽、ナギや角じいに甘えるところがある。ペットは、フクロウの新橋(しんばし)、愛馬は夜刀(やと)。
闘いが終わった後は、朱理とともに外国へ渡り、外国に日本の文化を伝えるグリーン商会という会社を作る。歩(あゆむ)とヒカルという男女の双子の子供の母となる。{外伝より}
名前の由来は木綿に鳥獣などを染めた布の「更紗」から。

朱理(しゅり) (声:井上和彦)
日本国王の末子で西国を預かる赤の王。17歳。作中当初は意に沿わぬ者への残虐非道振りが目立ち、更紗の故郷・白虎の村を滅ぼしタタラを殺害。後に敵とは知らずに出会った更紗を深く愛していく。
しかし、腹心の謀反に遭い、沖縄に渡り後の親友となる今帰仁とユウナに出会う。
そこで、日本の王制に疑問を持ち始め、一から出直す。
朱理もまた、予言者から「運命の子供」と言われた子供で、それを恐れた父の鬱金王は朱理の背中に奴隷の焼き印を押す。
剣の腕前は一流。性格は、豪快で気っ風の良い性格だが、負けん気も強い。温泉好きで、更紗との出会いも温泉であった。自分に対して正々堂々とした態度で接する更紗に惹かれていく。
愛馬は朱鷺(とき)。更紗とは鷹を使って文通していた。

揚羽(あげは) (声:塩沢兼人)
『誇り高き砂漠の青い貴族』と呼ばれる遊牧民。常に青い衣を纏っている美青年。幼い頃の更紗と角じいが赤の王に襲われているのを助けて、朱理に左目を奪われる。
剣の腕は一流で、後にタタラ軍の暗殺の部分を担う。全国に友人がおり、ネットワークは計り知れない。
子供の頃に、四道の家に奴隷として買われた過去を持つ。占い師に、「命を懸けられる程の女に出会う」と予言され、のちに更紗と千手姫の二人の女性ということが伺われる。
四道にも愛情とも憎しみとも取れる感情を持っていた。
幼少期には四道の父親に性的虐待を受けていた。
普段は、芸人集団マダム・バタフライ一座に身をよせており、帰蝶(きちょう)という名で舞を踊る、トップダンサーでもある。ペットは、新橋の父親でもある、フクロウの蜻蛉(かげろう)。
源氏名の「帰蝶」は、織田信長の妻濃姫の別名から。

ハヤト (声:結城比呂)
九州・太宰府出身の少年。更紗より一つ年下。朱雀の刀の継承者だが弓の方が得意で、何度もタタラ軍の危機を救った。
更紗が、仲間を集める旅に出て最初に仲間になった。
性格は、少々おっちょこちょいだが、素直でタタラ軍のマスコット的存在。茶々の部下の正太と結構仲が良い。
タタラと朱理が日本を離れた後、一線を退いて山奥の胡桃細工の職人の家に転がり込んでいたが、考えを改め、タタラの後を継ぐことになる。(外伝より)

四道(しどう) (声:小杉十郎太)
赤の軍九州地区担当で、朱理の従兄で親友。別名『仏の四道』とも呼ばれ、普段は温厚で仏のような笑みを讃えているが、一度戦になると仏(死人)の山を築くところから。
砂漠の緑化に力を注いでおり、意欲的に取り組んでいた。罠にはめて、更紗とハヤトをおびき出すが、タタラの正体が更紗、そして朱理と惹かれ合っているという事実に気付き、躊躇しているときにハヤトに矢で射られ死亡。
作中で、一番早く二人の関係に気付いた人でもある。
婚約者は、千手姫。

浅葱(あさぎ) (声:佐々木望)
元蒼の王親衛隊『群青』の隊長の美青年。しかし、その正体は国王の隠し子で、朱理の義兄「真の蒼の王」。裏で操る、白の王の命令によりタタラ軍に潜入するが、次第にタタラ軍に自分の居場所を見つける。
剣の腕は一流だが、体が非常に弱く、性格はひねくれていて自己中心的、汚いモノを嫌う。
更紗に恋心を寄せている。実は、白の王と国王の間に出来た子供という説もあるが、確かでは無い。

茶々(ちゃちゃ) (声:山像かおり)
元海賊の女頭領。セクシーグラマーな美女だが、腕っぷしは相当強く、大酒飲み。
更紗とハヤトを外国に売り払おうと捕まえたが、更紗との一騎打ちで負け、仲間になる。
揚羽とも知り合いで、更紗が白虎の刀を取り返すときには、牛1000頭を用意させられたらしい。性格は姉御肌で、頼られるのが大好き。更紗の姉的存在でもある。座木とは恋人。
名前の由来は浅井長政とお市の子である淀君の幼名から。

座木(ざき) (声:石井康嗣)
茶々の海賊団の副頭領で、茶々の恋人。腕っぷしは茶々より強いが、茶々の強い信念に敬服し、公私共に力になる。茶々が危険な時は、例えタタラでも命を奪うというくらい、茶々を愛している。性格は、寡黙だが少々心配性。

ナギ (声:速水奨)
更紗がいた白虎の村の医者であり予言者であり学者でもある。年齢は30才くらいと思われる。目は盲目だが未来を予知する能力があり、更紗を「運命の子供」と予言する。
女性のような容貌だが男性。白虎の村では、更紗と共に砂漠の緑化の研究をしていた。タタラ軍では医療班として活躍。
バサラの世界の影の主人公とも言える。更紗は子供のように甘えてしまうほど、ナギに絶大な信頼を寄せている。
実は国王の息子で、朱理と浅葱の兄でもあるらしい。子供の頃から聡明で、先を見通す力を持っていた。それを恐れた国王が、狩りの時にわざと矢を射る。それで川に流されたナギを助けたのが芭蕉だったらしい。

角じい (声:玄田哲章)
更紗達の白虎の村で、タタラ・更紗のお目付役兼剣術の師範。更紗が信頼を寄せる人物。
元は東北の漁村の出身だったが、東北を治める黒の王に反発し、網走刑務所に入れられていた。そこから脱出し、白虎の村へ来たと思われる。
更紗の父親代わりでもあり、常に更紗の身を案じている。
性格は頑固だが人情深い。最後まで更紗と朱理の仲を許さなかった。

タタラ (声:石田彰)
更紗の双子の兄。更紗を守るために、タタラは「運命の少年」として育てられる。
性格は温厚で聡明。剣の腕も強かったらしい。妹思い。
赤の王の部下である錵山将軍に反逆者として殺害される。
名前の由来は製鉄などの際に使用される道具(ふいご)から。

那智(なち)
紀州・熊野出身の大神官の跡取り息子。近海の主の鯨に挑んでいるところ、更紗達と知り合う。紀州なまりの大男。性格は、脳天気で商売人で、タタラ軍のムードメーカー。
サバイバル能力に長け、幾度も更紗達の危機を救った。
親友の聖と共に「天狗党」という青年団を結成しており、副リーダーを務める。
浅葱をよくからかったり喧嘩したりしている。
名前の由来は和歌山県の地名から。

聖(ひじり)
那智と同じ、紀州・熊野出身の雑賀・根来宗の総元締めの息子。天狗党のリーダーを務めていて、那智と正反対で冷静で頭が切れる。更紗に対して、厳しい面を見せるがそれは、優しさの裏返しである。
那智とは小さい頃からの大親友で、後先考えずに突っ込んで行く那智を常に心配している。
居合いの達人でもある。

雷蔵
元蒼の王の部下で、「伯爵」と呼ばれていた。しかし、その実態は、関東革命軍のリーダーである。青龍の刀の継承者。金髪・碧眼という容姿から、蒼の王のお気に入りだったらしい。揚羽とも親しく、蒼の王の開催する「人間狩りレース」で出場者を影で助けていた。
一水(いずみ)という奥さんがいて、後に二人の間に「雷太」という子供が産まれる。

多聞(たもん)
東北鹿角一派・多聞の柵を守護している。玄武の刀の継承者。
釣りが大好きで、日本全国良い穴場を求めている。あまりにもマイペース過ぎて黒の軍に捕まり、網走刑務所でももっとも最悪のC館で唯一生き延びていた。
後に、朱理が赤の王であることを知ってショックを受け放心状態となる更紗を救う手助けをする。
相当な剣の腕前を持っているが、人を傷つけるコトを嫌うので、常に戒めの竹光を持っている。
名前の由来は、仏教の四天王である毘沙門天の別名「多聞天」から。多聞天は「全てを聞き漏らさぬ知恵者」とされている。

増長(ますなが)
東北鹿角一派・増長の柵を守護する鹿角一派代表。多聞とは幼なじみで親友。
更紗達が、ハヤト救出と協力を求めにいったときに、多聞救出も兼ねて網走へ送った。
常に多聞が独身なのを心配している。ちなみに既婚者。
名前の由来は、仏教の四天王増長天から。元の名前の意味は「大きく育つ」。

今帰仁(なきじん)
朱理が謀反に遭い、沖縄に逃げたときに出会った沖縄の青年。朱理より一つ年上。
非常に真面目で面倒見が良く、優しい。そのため、自己中心的で傲慢な朱理とは犬猿の仲になるが、沖縄攻防戦により友情が芽生え、後にかけがえのない親友となる。
空手の腕は一流で、剣を持った兵士が束になっても敵わない。幼なじみのユウナに恋い焦がれていたが、敵わぬ恋のため気持ちを抑えていた。
後に土佐の天麻の娘、志麻との仲が接近した様子。
名前の由来は沖縄県国頭郡今帰仁村から。

ユウナ
今帰仁同様、朱理が沖縄で出会った沖縄の女性。朱理より2つ年上。
勝ち気で男勝りだが、非常に面倒見が良く、朱理の姉的存在。彼女もまた、かなりの空手の使い手である。芭蕉の助手として各地を共に廻り、医術の勉強をしている。
沖縄大統領で育ての親でもある安里(あさと)大統領の婚約者である。ユウナが「おじさま」と呼んでいるので、二人は結構年は離れているようだが、両思いのようである。
名前の由来は、アオイ科の常緑樹オオハマボウの沖縄・奄美諸島での別称から。

菊音(きくね)
白の王直属で浅葱の護衛を任される、暗躍部隊・四君子(しくんし)の末席の少女。
性格は、明るく裏表の無い性格で、食べることと面白いことが大好き。発明が大好きで、常に何かを創作している。普段は、黒の王正室・紫の上の侍女「かさね」として、働いている。
更紗が東北に来たときに知り合い、本当は敵同士の立場ながらも親友となる。
後に朱理の手助けもすることになり、次第に国王側から離れていく。
四君子筆頭・群竹に憧れていたが、物語終盤で飛騨の市松といい雰囲気になった。

群竹(むらたけ)
暗躍部隊・四君子筆頭。女性のような顔立ちをしているが、れっきとした男性。
他の四君子の梅若・蘭丸と違い、心から浅葱を心配して見守ってきた。浅葱の為なら主君とも敵対する程である。浅葱を網走刑務所から救出するため、北海道まで来たが行き倒れていたところ、那智に助けられる。その後、聖の手助けもすることになり、二人から天狗党に誘われている。冷静沈着で義理堅いが少々天然ボケ。闘いの後も浅葱とともに旅をしている。

千手姫
王族縁の姫君。四道の婚約者で、四道が更紗との闘いの前に急遽結婚した。
心から四道に惚れていて、おしとやかな外見だが芯の強い女性。四道を殺した更紗を憎んでいたが、次第に心を通わせるようになる。
四道との間に「求道(もとみち)」という子供を設ける。
名前の由来は仏教の菩薩千手観音から。

太郎ちゃん
揚羽の友人で全国にネットワークを広げる瓦版屋。実家は、京都の老舗漬け物屋の跡取り息子だが、この激動の時代を自分の目で確かめるために家を飛び出したらしい。
タタラ密着取材と称して、常にタタラの行動を追い続ける。
しかし、大老・萩原の陰謀を知るために潜入取材をしていた際、惚れていた女、八千代の手引きにより殺害される。

千草
タタラ・更紗の母親。村が赤の王に襲われた後、捕虜として捕まっていた。
そこへ夫と息子のタタラを殺した仇の錵山将軍に助けられる。非常に落ち着いていて、頭の良い美女。錵山将軍亡き後、東北へ行き王国側、鹿角側関係なく傷の手当てをしていく、「戦場のナイチンゲール」と呼ばれていた。
更紗の白虎の呪縛を解くカギになった。

サカキ
赤の王直属の部下。非常に勘が鋭く、頭も切れるため四道亡き後の地下水路の監督を任される。心から朱理に敬服しており、村八分にされても朱理を信じて待っていた。
闘いの後に朱理、更紗と共に通訳として隣国の黄(こう)帝国に渡り、彼女が出来た。
母と二人家族で、非常に母親思い。

銀子(白の王)
戦を嫌い、京都の比叡山に籠もっている国王の姫君。朱理の実の姉でもある。大体、年齢は三十代中盤か。幼い頃から、類い希なる美貌の持ち主で、12才の時に淡路島の城主の元へ嫁がされるが、3年後に国王の銀子奪還の為に、無実の罪をなすりつけられ夫を殺害される。その襲撃の際、足に大怪我をし、それからずっと車椅子の生活を送っている。
後に、実の父親の国王から性的虐待を受け妊娠し、アイデンティティーが保てなくなる。
それからは、浅葱、四君子、そして忠実な僕(しもべ)の柊をタタラ軍に送り込み、暗殺や裏で操ることを企てる。彼女もまた、王制を潰したかった一人。

柊(柿人)
白の王・銀子の忠実な部下。医者も兼ねている。が、実態は朱理、四道、浅葱や四君子ら王家暗殺部隊などの武術の師範であり、また自らもバサラ史上最強の暗殺者。その実力は、指一本で人間の息の根を止めることが出来る。
銀子が幼い頃から、常に銀子を守る為にだけ生きてきた。淡路島への襲撃も柊がリーダーとして出向き、銀子の夫を殺害したのも柊。
その時に銀子を守るため、燃えた梁の下敷きになり背中一面に大火傷を負い、男性として機能しなくなってしまった。
銀子の為なら、周りが不幸になっても構わないという位、銀子を愛している。柿人(かきひと)という名は、柊(ひいらぎ)という名を貰う前の名前。

遊山(ゆうざん)
赤の王の治める地域の外れで、「遊山(ゆさん)塾」という塾を開き、王制の暗い未来を教えていた危険思想の持ち主として、牢に入れられていた。
朱理が、浅葱によって奴隷の牢屋に入れられた時に、朱理に出会う。
赤の王時代とは違う朱理に希望を見出し、今帰仁、ユウナ、サカキと共に朱理を助ける。
戦闘向きでは無いが、頭が切れ、朱理の参謀役として活躍する。

志麻
四国・土佐の大将・天麻の長女。四国の有力者達の家族が国王側に、人質に取られていた。そこで朱理一行に助けられた時に、朱理に一目惚れをし、勝手にくっついてきてしまった。
占いが得意で、おてんば。

黒の王
国王の長兄で、東北方面を治めている。が、いまだに鹿角一派との争いが続いている。
作中でははっきり顔を出していないが、影武者の顔からかなりのゴツめの大男らしいことが伺える。正室の紫の上よりも、側室の最上の方に入れ込んでいて、一児を設けている。
後に、朱理と紫の上の共謀により、飛騨の市松の手によって湖の底に沈んだ。
実名は黒栄(クロエ)。(田村由美イラスト集?『BASARA 大地』より)

紫の上
黒の王の正室。黒の王との間には子供がいないため、戦で親を失った子供の為に、孤児院を作って子供の面倒を見ている。
冷静でしたたかな一面を持つが、非常に頭が切れて、懐の深い芯の強い女性。
心のどこかで、夫である黒の王に見切りをつけている。
名前の由来は『源氏物語』の登場人物から。

最上(もがみ)
黒の王の側室。黒の王の寵愛を受け、一児を設ける。残酷な一面を持つ怖い女性で、紫の上を疎ましく思っている。
非常に占いが好きで、夫も知らない自分の故郷をピタリと当てた志麻を信頼する。
体が悪いらしく、黒の王亡き後子供を紫の上に預けて、さっさと身を引いてしまった。
名前の由来は、山形県の最上地方から。

飛騨の市松
黒の王直属の部下で、「黒の三本槍」と呼ばれる猛将の一人。
美形なのに、顔に傷を作るのが趣味なので顔中傷だらけである。少々、ケンカっぱやいところがあるが、紫の上に忠誠を誓っていて、紫の上の為ならいつでも死ぬ覚悟を持っている。
やたらウマが合う、菊音に結婚を申し込んでいる。
名前の由来は、豊臣家の武将福島正則の幼名から。

甲斐の数馬光成
黒の王直属の部下で、「黒の三本槍」と呼ばれる猛将の一人。最上の警護にあたっている。飛騨の市松とは仲が悪い様子。
朱理の陰謀を見抜き、天鏡湖に行くが、飛騨の市松によって、黒の王と共に湖の底に沈められる。

芭蕉先生
全国を飛び回っている医者。普段は沖縄を拠点にしていて、弟子のユウナと共に船旅をしている。ナギの育ての親で師匠でもある。
朱理が、謀反に遭って船に飛び込んだ時に出会い、傷の手当てをする。
のちにナギとともにタタラ軍の医療班として活躍。
名前の由来は松尾芭蕉から、または沖縄に多く生えているバショウ科の多年草の芭蕉からか。ちなみに今帰仁の母が織っている芭蕉布は、沖縄の重要無形文化財に指定されている。

鬱金王
日本国第15代目国王。末弟だったが、兄たちを全員殺害して国王に就いた。
自分の保身しか興味が無く、地方で民衆が圧政に苦しんでいても何もしなかった。
黒の王、白の王、浅葱、朱理、ナギの父親であり、どうやら糖尿持ちらしい。
最後は、大老の橘と共に都落ちした先で、農民に殺害された。
名前の由来は、ショウガ科の多年草から。
東西南北の大臣を配し、その中央である国王は、五行思想でも黄色が割り当てられている。

風の梟
北海道網走刑務所の看守主任。鬱金王の弟が風の梟の父親なので、朱理の従兄にあたる。
顔が朱理にそっくりだが、性格は我が侭で、サドっ気がある。
更紗を女と知り、自分の女にしようとして言い寄る。
最後は、水の鹿、火の狐と共に網走を出て、鹿角に来る。

水の鹿
網走刑務所A館看守。風の梟より少し年上。無表情でおとなしそうだが、怒らせると非常に冷徹な一面を見せる。更紗達は、まずここへ送られた。
精神的に幼い風の梟と火の狐を裏で支えてきた。

火の狐
網走刑務所B館看守。カロンという大人の男性の影で、大人顔負けの悪知恵を働かせていた少年。囚人に、幻覚植物の入った食料を与えて、囚人達を骨抜きにしていた。
ハヤトは、ここへ送られた。

土の熊
網走刑務所C館看守。普段は姿を現さないが、正体はA館囚人の古株の岩じいさん。
角じいの刑務所仲間で、一人で脱出した角じいを憎んでいた。
普段はA館にいるため、C館は食料もなにも与えられない、網走刑務所最悪の館。
多聞は、ここで残飯で釣りをしながら生きていた。

シラス
網走刑務所のA館の囚人のボス。言葉にことわざを入れて喋るクセがある。
男だらけの刑務所で、更紗を守るために揚羽が一晩、シラスと付き合うことで身を守ることになった。なかなか頭の切れる人物だが、網走を出た後も、揚羽が忘れられない様子で、揚羽に逆に一泡吹かせられた。

廉子(れんこ)
赤の王が居なくなった蘇芳(すおう)の都で、新聞を作っているジャーナリストの女性。
揚羽、太郎ちゃんとは友人。タタラ軍が、蘇芳の都に攻めたときに手助けをした。
この時代で、新聞を作ることは大罪であり、国王軍に捕まり磔にされた。
大老・北の桃井の一人息子の穂積とは恋人同士。

穂積(ほづみ)
大老・北の桃井の一人息子だが、戦を嫌い、画家になる道を選ぶ。
国王側にもタタラ軍、どちらにも荷担をしない中立的な立場。
大罪でもある新聞作りをしていた恋人・廉子との交際を反対していた父親の桃井に、廉子が捕まり、自分をまた大怪我を負う。
しかし、両手が不自由になっても廉子を助けに来るが、最後は父をかばって死亡。

萩原
国王の最高位の重臣、四大老の一人で「南の萩原」と呼ばれる。
四大老の中では一番年齢が若いが、実は父親を殺害したためにその位に就いた。
狡猾で、「下克上」を信条としている。バサラ誌上、本当の影の黒幕。
白の王にプロポーズをしているのも計算の内。(見破られているが)
揚羽により、暗殺される。

桜田
国王の最高位の重臣、四大老の一人で「東の桜田」と呼ばれる。(東は五行思想で春と関連している)
常に薄汚い格好をしている。母親は父の愛人で芸妓で家督を継ぐまでは、ドブ板の横に住んでいたらしい。大酒のみで、民衆の酒場に毎夜繰り出して、賭け事をしている。
基本的に王家が嫌いで、政に興味がないが非常に頭は切れる。
最後は、揚羽、朱理に協力し、民衆をまとめる立場に就く。


国王の最高位の重臣、四大老の一人で「西の橘」と呼ばれる。(西は五行思想で秋と関連している。橘は秋の季語)
国王側「最後の良心」とも言われており、珍しく実直で義を重んじる性格。
衰退していく国王を早々に見切りを付けていて、朱理を国王にと現れる。
最後まで、王家に仕え、鬱金王の都落ちを助けるが農民に発見され殺害。

桃井
国王の最高位の重臣、四大老の一人で「北の桃井」と呼ばれる。
朱理が謀反に遭い、都落ちした後に蘇芳の都の統治にくる。穂積の父親で、本来は優しく真面目な人物だったが、武力に憑かれ「蘇芳小京都化計画」を計画し、街の貧しい部分を排除しようと圧政を行っていた。沖縄に攻め入ろうとしたのも、この人。
最後は、サカキにより殺害される。

安里大統領
沖縄大統領。ユウナの育ての親で婚約者でもある。沖縄と国民を愛していて、聡明な人物。
国民とも対等な目線で接していて、非常に人気が高い。
名前の由来は、沖縄県の地名から。

運天
沖縄北部知事。今帰仁の兄。朱理、更紗が沖縄に来たときは、運天と安里の大統領選挙の真っ最中だった。彼もまた、沖縄をとても愛していた。国のために裏で、安里と約束を交わし、憎まれ役を買って出た。国王の暗殺者により、殺害される。
名前の由来は、沖縄県国頭郡今帰仁村の地名から。

蜂也
京都警備隊「夜郎組」副長。通称「京のスズメバチ」とも呼ばれ恐れられている。
「王家の敵」と思われるモノは全て斬り捨てるという信条の元で動いている。
最後は揚羽に殺害される。

密(ひそか)
「夜郎組」蜂也の部下。揚羽の舞台のファンで、足繁く通っていた。
顔は温厚そうだが、実力は蜂也以上で、揚羽とは互角の腕前。揚羽とは相打ちになった。

偽蒼の王
残忍で人間狩りが趣味の変態。名は藍良。美しいモノ、毒のあるものが大好きで、浅葱、揚羽、雷蔵のことがお気に入りだった。
実は、裏で浅葱に良いように使われていただけの悲しい人物でもある。


【テレビアニメ】
原作コミック1〜7巻にあたる内容が、『LEGEND OF BASARA』(レジェンド オブ バサラ)のタイトルでアニメ化され、1998年4月2日〜6月25日(サンテレビでの放映時期)に、日本初の本格的UHFアニメとして放映された。

主要スタッフ
監督:高本宣弘
企画:辻本吉昭(小学館)、高村眞章(KSS)
シリーズ構成:小山高生
脚本:小山高生、細井能道、久保田雅史
キャラクターデザイン:清水恵蔵、門之園恵美
アニメーション制作:ケイエスエス
製作:尾川匠、ケイエスエス
音楽:安西史孝、大森俊之

主題歌
オープニングテーマ「endless loop」
歌: ROUAGE、作詞: KAZUSHI、作曲: RIKA、編曲: ROUAGE + 西平彰
エンディングテーマ「プルメリアの咲く場所へ」
歌: 中山加奈子、作詞: 中山加奈子、作曲: 中山加奈子、編曲: 佐久間正英・中山加奈子


【メディアミックス一覧】
オリジナル・イメージ・ビデオ
小学館・ポニーキャニオン
BASARA 第38回小学館漫画賞受賞記念 1993年8月20日

CDアルバム
『BASARA』のイメージソング集、小学館・ポニーキャニオン
別冊少女コミックCDブック BASARA 1993年8月20日
ジパング伝説〜序章〜
決心
自然
火炎(ほのお)のように ―朱理のテーマ―
時代のシグナル
揚羽
海へ ―茶々のテーマ―
海賊
SHI・N・BA・SHI
ガラスのかけら
パイパティローマ〜理想郷〜
ジパング伝説
予約特典CDシングル
ドラマ BASARA 〜イメージビデオ「BASARA」より
決心 <カラオケ>
火炎(ほのお)のように <カラオケ>
海へ <カラオケ>

ドラマCD
小学館
別冊少女コミックCDブック BASARA外伝TATARA 1994年9月10日

ラジオドラマCD
ケイエスエス
BASARA 茜の章1 運命の子供 1997年12月19日
BASARA 茜の章2 運命の流転 1998年2月27日

テレビアニメ
ケイエスエス
LEGEND OF BASARA 全13話 1998年

VHS
ケイエスエス
BASARA 序章 誕生! ジパング伝説 1998年3月27日
LEGEND OF BASARA 第1巻(運命の少年) 1998年7月24日
LEGEND OF BASARA 第2巻(宿敵! 赤の王)・第3巻(襲撃) 1998年8月21日
LEGEND OF BASARA 第4巻(試練の闇)・第5巻(朱雀の羅生) 1998年9月25日
LEGEND OF BASARA 第6巻(紅蓮の炎)・第7巻(死の踊り) 1998年10月23日
LEGEND OF BASARA 第8巻(新たな絆)・第9巻(国のまほろば) 1998年11月27日
LEGEND OF BASARA 第10巻(桜島噴火)・第11巻(四道死す) 1998年12月18日
LEGEND OF BASARA 第12巻(群青の浅葱)・第13巻(再開、そして…) 1999年1月22日

サントラCD
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント 1998年6月24日
LEGEND OF BASARA
予言
endless loop
BASARA メインテーマ
重い影
やわらかな時
プルメリアの咲く場所へ
決意〜タタラ
侵略者
バタフライ一座
戦場
蒼い幻想
激闘〜戦士たち
疾風〜朱理〜
惹かれあう魂
endless loop
哀しみは深く
終結する力
勝利へ
想いは何処へ…
プルメリアの咲く場所へ

ノベライズ
吉田鴫(よしだ・しぎ)、KSS COMIC NOVELS・KSS出版
BASARA 第1巻 1998年7月 ISBN 4-87709-219-6
BASARA 第2巻 1998年8月 ISBN 4-87709-223-4
BASARA 第3巻 1998年9月 ISBN 4-87709-224-2
BASARA 第4巻 1998年10月 ISBN 4-87709-225-0
BASARA 第5巻 1998年11月 ISBN 4-87709-226-9
BASARA 第6巻 1999年2月 ISBN 4-87709-227-7

DVD
ケイエスエス
LEGEND OF BASARA DISK 1(第1話 - 第5話) 2002年7月26日
LEGEND OF BASARA DISK 2(第7話 - 第10話) 2002年8月23日
LEGEND OF BASARA DISK 3(第11話 - 第13話) 2002年9月27日

CD-ROM
デスクトップ・アクセサリ(デスクトップ環境の装飾ソフトウェア)、小学館
BASARA CD-ROM BASAROM 1999年1月26日


【同人誌「BASARAN」】
著者本人による同人誌が、番外編として発行された。
BASARAN 「BASARA」特別幕の内
BASARAN 2 お笑い風味 「BASARA」特別幕の外
BASARAN 3 納涼紅白歌合戦 「BASARA」終了記念
BASARAN 4 FINAL 「BASARA」完全終了記念


(「BASARA」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2007年4月3日10時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴。Text is available under GNU Free Documentation License.)

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開設日
2007年5月8日

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カテゴリ
本、マンガ
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