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ジョゼフ・コンラッド

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詳細 2016年10月16日 22:27更新

以下、手っ取り早くウィキペディアからの引用。

ジョゼフ・コンラッド
(Joseph Conrad, 1857年12月3日 - 1924年8月3日)

イギリスの小説家でジョウゼフ・コンラッドとも表記される。

海洋文学で知られ、作品には、『闇の奥』、『ロード・ジム』、『ナーシサス号の黒人』、『文化果つるところ』などがある。


テオドル・ユゼフ・コンラト・コジェニョフスキ(Teodor Józef Konrad Korzeniowski)としてベルディチフ(当時ポーランド、現ウクライナの一部)に生まれる。父親は没落貴族の地主階級だった。ロシア占領下のポーランドにおいて独立運動を指導していたが摘発。捕らえられシベリアでの強制労働に処された。この時コンラッドは5歳。一家は北ロシアに移動。その直後、流刑の地にて、コンラッドの母親は結核で死亡した。やがてポーランドへの帰国が許されたにも関わらず、4年後には父親も死亡した。その後、コンラッドは叔父に引き取られた。 父親は、文学研究者でもあった。幼少期のコンラッドは、父親所有の本を耽読していた。海洋文学に出会い感化されたのも父親の影響だった。

16歳の年、コンラッドは船乗りになることを目指しポーランドを脱出。フランス商船の船員となった。船はマルセイユ港を起った。回顧録によれば、この船員時代、コンラッドの乗る船は武器密輸や国家間の政治的陰謀にも関わっていた。コンラッドが自殺未遂をしたのもこの時期となる。ただし、このフランス商船時代の出来事は、コンラッドの創作ではないかとする説もある。

1878年以降、コンラッドは英国船に移り勤務した。以降、英語を学びつつ、世界各地を航海した。この時に得た見聞が、後のコンラッドの小説に大きな影響を及ぼした。

1884年、コンラッドはイギリスに帰化した。

1895年、処女小説『オールメイヤーの愚行(Almayer's Folly)』を発表。マレーシアを舞台とした物語で、英語によって書かれた。幼少期から青年期に至るまで、ロシア語、ポーランド語、フランス語を使用し、最後に学んだ英語によって小説を書き上げたことは特筆に値する。この小説は好評を持って当時の社会に受け入れられた。これにより、同時代の他の文学者たちとの交流も始まっていった。

1900年、小説『ロード・ジム(Lord Jim)』を発表。この小説は、コンラッドの代表作の一つとされる。1925年(米、監督ヴィクター・フレミング)と1965年(米、監督リチャード・ブルックス)に映画化されている。

1902年、小説『闇の奥(Heart Of Darkness)』を発表。西洋文化の暗い側面を描写したこの小説は、英国船時代にコンゴ川で得た経験を元に書かれた。この小説はオーソン・ウェルズが映画化の構想を持ったが実現せず、1979年に映画監督フランシス・フォード・コッポラによって翻案され『地獄の黙示録』として映画化された。

コンラッドの文学作品は、チャールズ・ディケンズやフョードル・ドストエフスキーに代表される古典的小説とモダニズム小説との中間的存在として位置づけられる。ただしコンラッド本人は、イワン・ツルゲーネフを除き、ロシア文学に対してあまり良い印象を持っていなかった。

1924年、コンラッドは心臓発作でこの世を去った。遺体はカンタベリーの墓地に埋葬された。


[編集] 主な著作

[編集] 長篇
Almayer's Folly(1895年)邦訳『オルメイヤーの阿房宮』田中勝彦訳, 八月舎, 2003年
An Outcast of the Islands(1896年)邦訳『文化果つるところ』蕗沢忠枝訳, 角川書店, 1963年
The Nigger of the 'Narcissus'(1897年)邦訳『ナーシサス号の黒人』上田勤訳, 筑摩書房, 1975年
Heart of Darkness(1899年)邦訳『闇の奥』中野好夫訳, 岩波書店, 1958年. 藤永茂訳, 三交社, 2006年
Lord Jim(1900年)邦訳『ロード・ジム』鈴木建三訳, 講談社, 2000年
Typhoon(1902年)邦訳『颱風』三宅幾三郎訳, 岩波書店, 1937年
Nostromo(1904年)邦訳『ノストローモ』鈴木建三訳, 筑摩書房, 1975年
The Secret Agent(1907年)邦訳『密偵』土岐恒二訳, 岩波書店, 1990年
Under Western Eyes(1911年)邦訳『西欧人の眼に』中島賢二訳, 岩波書店, 1998年
Chance(1913年)
Victory(1915年)
The Shadow Line(1917年)邦訳『シャドウ・ライン』田中勝彦訳, 八月舎, 2005年

[編集] 短篇集
『コンラッド短篇集』中島賢二編訳, 岩波書店,(2005年)


[編集] エッセイ
The Mirror of the Sea(1906年) 邦訳『海の鏡』木宮直仁訳, 人文書院,(1991年).『海の想い出』平凡社,(1995年)
A Personal Record(1912年)邦訳『コンラッド自伝』木宮直仁訳, オフィス鳥影社,(1994年)
Notes on Life and Letters(1921年)
Last Essays(1926年)

[編集] 映像化作品
『ロード・ジム』(1925年)Lord Jimの映画化。ヴィクター・フレミング監督
『ロード・ジム』(1965年)Lord Jimの映画化。リチャード・ブルックス監督
『地獄の黙示録』(1979年)Heart of Darknessの映画化。フランシス・コッポラ監督
『輝きの海』(1997年)Amy Fosterの映画化。ビーバン・キドロン監督

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