トイエンまたはトワイヤン、トワイエン(1902〜1980)
本名マリエ・チェルミーノヴァ Marie Cerminova
トワイヤンという無性別的な名前は、女性であることの役割を拒絶して、彼女が自らにつけたもの。
チェコの女性シュルレアリスト。
20世紀前半のチェコ・アヴァンギャルド芸術を先導した画家です。
トイエンの作品はナチスによって「退廃芸術」と同様の扱いをうけますが、彼女は発表の望みもないまま、それでも密かに制作を続けた。
ナチスのチェコ侵攻後、退廃芸術扱いにされ発表の機会を与えられず、第二次大戦後祖国が共産主義化していくと、詩人の夫シュティルスキー(Jindrich Styrsky)とともにプラハを離れ、パリにでやってきました。それから数年のあいだに彼女はすっかりシュルレアリストになった。
ナチスの崩壊後、トイエンは共産主義に染められていく故国を逃れ、1947年に再びパリの地を踏みます。
その後、78歳を目前にして亡くなるまでの約33年間をパリで送りました。画商や美術評論家の要求やクレームに従うことなく、虚心に絵を描き続けたといいます。
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