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芳村伊十七

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詳細 2012年4月28日 19:47更新

美しく繊細な三味線の音色・感覚的で柔軟な表現、それに加え人柄の温かさが人々の心を捉えてやまない当代きっての長唄立三味線・芳村伊十七(よしむら・いそしち)師のコミュニティです。

豪放かつ繊細な芸風で一世を風靡した7代目芳村伊十郎(長唄・人間国宝)と、華麗で情緒のある唄方であった大和美世葵(大和楽)という2人の対照的な師についたことで、長唄・大和楽を兼備する邦楽演奏家となられました。20代の頃には、作曲家古賀政男氏に三味線の稽古をつけることで、日本旋律と邦楽との結びつきに関して大きな影響を受けたといいます。特異な経験と修行であったに違いありません。芳村伊十七・大和久満という異名同人の師は、演奏家・作曲家として邦楽界・舞踊界になくてはならない大切な人です。

[年譜]
昭和13年 兵庫県姫路市に生まれる。本名、高橋久満。
昭和21年 8歳より三味線の稽古を始める。
昭和26年 13歳から師匠として弟子をとる。
昭和29年 15歳のとき上京、人間国宝7代目芳村伊十郎の内弟子となる(3年間)。
昭和31年 17歳で芳村伊十七の名を許される。
昭和39年 「創作邦楽研究会」同人となり、3世今藤長十郎(人間国宝)・清元梅吉・先代常磐津文字兵衛(現英寿、人間国宝)らと創作活動を始める。
昭和44年 大和楽『月慈童』の作曲が縁となり、初代家元大和美世葵に望まれて、立三味線及び作曲家として大和楽に入る。
昭和45年 大和久満の名を許され、大和楽理事長に就任する。
昭和50年 株式会社日本コロムビア(現コロムビアミュージックエンタテインメント?)専属となる。
昭和52年 テレビ東京『美の美』で2週にわたり、「枕絵」の作曲・演奏を担当。ベルギー国営放送で『日本の美』を紹介、作曲・演奏を担当。長唄界のニューリーダーらとともに「長唄十人会」結成。
昭和60年 芳村伊十七リサイタルを国立小劇場にて開催(以後、5年毎に長唄演奏会を催し、現在に至る)。
昭和61年 「名古屋をどり」において、西川右近・松山善三両氏と組み、作曲を担当する(現在も進行中)。
昭和62年 大和楽2代目家元襲名。同年、襲名記念大和楽演奏会を国立小劇場にて開催(以後、5年毎に大和楽演奏会を催し、現在に至る)。
昭和63年 テレビ東京『芸と人〜大和楽の若き家元』に出演。
平成元年 尾上菊五郎劇団結成40周年記念「二月大歌舞伎」(歌舞伎座)『源氏物語絵巻』(自作)に大和楽として歌舞伎公演に初出演する。
平成3年 花柳錦勇主催「若樹会」において、紀宮様が大和楽『団十郎娘』『江島生島』に御出演、演奏をつとめる(紀宮様初舞台『鶯宿梅』の折も演奏)。NHK『芸能花舞台』のテーマ音楽を作曲・演奏する(以後6年間)。また、NHK『名曲アルバム』に三味線音楽として初登場する。
平成15年 第33回エクソン・モービル音楽賞(邦楽部門)受賞。
平成16年 大和楽創設70周年記念演奏会を国立小劇場にて開催、新曲『楊貴妃』発表。
平成19年 芳村伊十七芸歴50周年記念長唄演奏会を国立小劇場にて開催。

[作品]
現在までの作曲は約370曲。代表作『江戸風流』『四季の花』『北斎浮世絵の旅』『京洛の四季』『花吹雪』『雪の道』『かしく道成寺』。

[発売された主な録音]
『大和楽全集』(昭和50年)
『今藤長之・芳村伊十七長唄名曲選』(昭和54年)
『大和楽大全集』(平成3年)
『邦楽ナンバーワンアーティストによる日本の音/三味線/芳村伊十七』(平成3年)
『新大和楽選集』(平成10年)

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2007年4月16日

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カテゴリ
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