80年代後半〜90年代初頭の「小説JUNE」に、珠玉のたった7作品を残して彗星のように駆け抜けていった作家・嶋田双葉さん。
当時のJUNE誌上でも異彩を放っていたその繊細な作風は、今なお輝きを失っていません。
「彼の日のソネット」
「十一階のロビンソン」
「BIRDS」
「天秤木馬」
「二重夏時間」
「ユーモレスク・ピカレスク」
「冬服の姫」
これらの作品群はのちに「JUNE全集 第7巻」に収録されましたが、それも現在は入手困難な状況です(古書店「まんだらけ」や、最近はネットオークションでもときどき見かけます。「ユーモレスク・ピカレスク」については小説JUNE・2000年12月号に再録されましたので、比較的バックナンバーが手に入れやすいかもしれません)。
このまま埋もれさせてしまうにはあまりに惜しい、と思われるかた。
当時読んでいたのを思い出して懐かしい、と思われるかた。
どんな作家だろう? 読んでみたい、と思われるかた。
ともかくも嶋田双葉さんに関心がある人たちのコミュです。
復刊ドットコム ぜひ一票を
http://