徒花。
咲くだけで実を結ばない花。
実質の伴わない意にも使われる言葉で、新選組の存在を批判的な意味で言う時、「京の徒花」と呼んでいたそうです。
多くの長州、薩摩の志士達を斬り殺し、最後まで幕府の抵抗勢力として新政府軍つまり「時代の新しい波」に
逆らい続けた新選組。
池田屋で宮部鼎蔵が死ななければ、明治維新は一年早まった。
坂本暗殺の汚名を着せられた悪の権化、京の徒花新選組。
確かにそうだろう。長州や薩摩の新政府が新しく作り上げた新生日本からみれば、その名前は決して間違っていない。
だからあえて、批判的なこの名前をコミュニティ名にしました。
新選組をヒーロー的、スター的扱いをするつもりはありません。
今の日本の繁栄を見れば、新政府が生まれた事は今の私たちにとって必要な事だったでしょう。
でも私たちが忘れてはならないのは、その繁栄や成功の足元には、多くの屍があるという事です。
坂本竜馬を褒め称える人が、竜馬は誰一人斬らずに明治維新を成し遂げたと言う時、私は怒りを抑える事が出来ません。
今の繁栄の足元には多くの敗れた志士達の屍がある事。
そんな想いに共感された方、是非このコミュニティにいらして下さい。
どのようなトピックを立てて下さっても自由です。
新選組はある意味、史実と虚構の間に魅力があるわけですから、大いに自分なりの考えを発表して下さい!