去年の冬は、記録的な暖冬でスキー場にも雪がなく、多くの人が気候の異変を肌で感じていました。夏は、各地で猛暑日、真夏日が続き記録的な暑い夏でした。
多くの人が大変なことが起こりつつあるんじゃないかと感じたんではないでしょうか。
また、元アメリカ副大統領アル・ゴアが、地球温暖化防止を強く訴える映画『不都合な真実』が日本でも上映され話題になっていたのを覚えている方も少なくないと思います。
ゴアはIPCC(地球温暖化に関する国連の機関)と共に昨年のノーベル平和賞を受賞しました。
日本は、京都議定書で温室効果ガスの90年比マイナス6%を義務づけられていますが、現状は逆に8%増えてしまっています。このままではいけません。自分のできることから、CO2をできるだけ削減しようという人の集まれるコミュを作ってみようと思い立ちました。
コミュ名の「マイナス25」は、京都議定書の削減目標マイナス6%に対して、もっと頑張って25%削減を目指してやってみようという意味です。
さらに長いスパンで考えると、地球温暖化の影響を最小限にとどめるには、地球全体の気温上昇を2℃以内に抑える必要があり、そのために2050年までに世界の二酸化炭素排出量を半減させる必要があると言われています。
「2050年には世界レベルでの排出量マイナス50%」は、昨年のG8でも「真剣に検討する」ことが合意され、世界的な共通の認識になりつつあります。世界で50%削減するには、日本などの先進国は70〜80%削減する必要があるともいわれています。
そのためには、そうとうな覚悟と省エネ技術、社会システムなどが必要です。多少の不自由は我慢しなければいけないかもしれません。
しかし今やらなければ、そのしっぺ返しは私たちが生きている間にもやってきます。子供たちは、私たちの世代のせいで、もっとひどい状況を背負いこまされることになります。
今、これからすぐにみんなが真剣に取り組めば、まだ間に合うと多くの科学者も発言しています。
子供たちのために。何より私たち自身のために。すべての生命のために。
私たちはひとりで生きているのではないのです。
長いスパンでは、日本の削減目標は70〜80%であることを考え、チーム・マイナス25の「25」は、コミュ発足時に考えていた25%削減という意味よりも、「24時間を通じてCO2削減に取り組む。さらにプラスアルファとして出来ることを考える」という意味として発信しようと思うようになりました。
情報交換、エコ生活の工夫の紹介、イベント紹介などしていきたいと思っています。トピはどんどん立ててください。
どこを切り詰めるのか工夫して生活するのは意外と創造的な作業で、慣れてくると結構快感ですよ。
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