徳富蘆花コミュです。
小説家。肥後国葦北郡水俣(現熊本県)出身。本名健次郎。兄の徳富蘇峰の設立した民友社に入社し、校正や翻訳に携わり「国民新聞」の編集も手伝った。やがて「国民新聞」連載の「不如帰」で人気を博し、自立した。『黒い眼と茶色の目』に今治での生活のことを述べてあり、また、『思出の記』では、今治でのことを宇和島でのこととして描いている。兄蘇峰と仲が悪くなったが死の直前和解した。現在、東京都世田谷区の蘆花恒春園内の蘆花記念館、群馬県伊香保町の徳冨蘆花記念文学館があり、資料展示がされている。