「鬼の左近」こと嶋左近は
「冶部少に過ぎたるものが二つあり、嶋の左近と佐和山の城」と謡われ、
「日本第一の勇猛」「鬼神をも欺く」勇将とたたえられ
当時4万石の身代であった三成が、
その半分の二万石の高禄で招いた武将。
『鬼の左近』
石田三成家臣 嶋左近清興(しまさこんきよおき)
そのずば抜けた采配の中でも関ヶ原の決戦前日、僅か500名の兵を率いて戦った奇襲作戦「杭瀬川の戦い」は、西軍すべての兵士達の動揺を一気に抑え、士気を大いに高めた勝利として高く評価されています。
■三成への出仕とその関係
●城より得がたいもの
『三成は、賤ヶ岳の戦い(天正十一年)では七本槍に次ぐ武名を馳せた。時に三成、二十四歳。
才知のみ語られがちな三成であるが、この賤ヶ岳の戦いでは、秀吉の為に思う存分槍をふるい武功を賞された。その時の勲功により水口4万石の領主となった三成は、野洲川を外堀とし、古城・近江岡山に入ったが、本格的な築城はなかったようである。 が、この地で三成は
城より得がたいものを得た
---不出世の将器「嶋左近」その人である。---
近江水口(近江岡山)で四万石の領主となった三成が、その半分の二万石をさいて、これを獲得したというのである。これを聞いた秀吉が君臣の禄が同じだということは昔からためしがない、左近もその志に感じて三成に仕えたのだろうと感嘆し、左近をよんで三成によく仕えるようにといったという。』
という話があります。左近は高名の士であったから、高禄で招こうとした諸侯も多く左近がいかに大物であったかを示す逸話であるが、残念ながらこの話には確たる根拠があるわけではないし、左近が三成に仕えるのは後のことになるがこのころ出会ったの事実であろう。。
嶋左近は、詳細不明の傑物です。
「関ケ原」という壮大な史劇の
副主人公ともいえる役割をにないながら
分からないことが多すぎるのです。
そしてその生死は・・・・・・
●まともに仰ぎみることもできないほど恐ろしい男 『常山紀談』
決戦当日、東軍の多くの部隊が石田隊をめざして殺到し、左近は先手となってこれを迎え撃ち、激戦となった。その間、黒田長政隊からの発砲で負傷し、いったん陣内に引き揚げた。このとき長政は家中から勇士をえりすぐって左近らに立ち向かわせた。この者たちが後年、このときの左近の出で立ちをおぼえていなかった。
石田の旧臣で、当時黒田家に仕えていた人たちを呼んで尋ねたところ、「冑の立物は朱の天衝、溜塗り桶皮胴の甲に木綿浅黄の羽織」だったと分かった。まともに仰ぎみることもできないほど、左近は恐ろしい男だったという話なのである。
二人の息子の討死を聞いた後、敵中に突入のして壮絶な戦死・・・?
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◆辛口純米原酒『鬼の左近』
近江米 玉栄 100%使用3年古酒
「日本第一の勇猛」「鬼神をも欺く」勇将 島左近の酒
古酒のため少し「くせ」がありますが、その味にはまってしまう方も多く、当初の限定販売から大人気のブランドになった辛口銘酒。
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※2008年4月発表で「石田三成の重臣・嶋左近、領国経営に深く関与…」の文書が新たに発見されました。よって今後いままでの表記「島左近」は「嶋左近」に当サイトは変更及び統一させていただきます。
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【しまさこにゃん物語】
−ストーリープロローグ−
しまさこにゃんは400年生きたネコで、長い間城下町の仏壇街七曲がりの古い空き屋の蔵に甲冑とともに密かに住んでいて、お供えのお酒を盗んでは飲むワルだけど、かわいそうな子どもの味方になる、いまは落ちぶれたねこってとこです。 でも相変わらずいつも義理と人情に命をかけるねこ。
そして、大好きだったお父さんが亡くなり、城下町の古い家にすむお母さんと「ぼく」(小学4年) が、「時を戻す交差点」で、「しまさこにゃん」に出会って展開する物語が始まります・・・
【しまさこにゃんプロフィール】
性格…粗野で無骨、普段は飄々としててそれでいて切れ者。でも、心根は優しい
出身地…不明(佐和山城で暮らしたところまではわかっている)
略称…「さこにゃん」京都太秦映画村上洛の折、公に使用される
好物…日本酒(辛口)、芋焼酎、どぶろく、鮒寿司
趣味… 腕っ節は誰にも負けないが、実は司馬遼太郎の名作「関が原」を何度も読んで、いつも泣いている
特意技…奇襲戦法、待ち伏せ作戦。大胆さと忍耐力を兼ね備えている。
夢…酔っ払ってみる夢は、もう一度佐和山城での主君石田三成との花見酒・・・