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実存主義再考

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詳細 2023年9月27日 15:30更新

実存主義とは、第二次大戦後、フランスに輸入され、サルトルらによって、通俗化、イデオロギー化して広まった思想である。

唯一現実存在の自覚を持ちうる人間存在の特性である自己意識との関係において、機械文明の発展によって信仰が揺らぎ、神の絶対的価値が薄れた事に端を発する。

「もし絶対的価値基準がないなら、人間的な本質などないのではないか、ならば我々は神が望むような形ではなく、我々が自由に望むように選択(創造)できる。」という思想である。

しかし、1960年代、構造主義のを掲げる人類学者のクロード・レヴィ=ストロースとの論争により、事実上、サルトルと実存主義は葬られた。もしくは、実存はごく当たり前のこととになったともいう。


構造主義は数学、言語学、精神分析学、文芸批評、生物学、文化人類学などの要素を含む体系的学問であり、一般人には容易には理解しえないものであるが、構造主義の哲学は至ってシンプルであり、我々にも馴染みやすいものである。

神や体制といった鎖から解き放たれた現代人においてもやはり「壁」はいまだ存在し、何かにぶつかった時は、当たり前となったら今だからこそ、改めて実存主義を思い返し再考してみる価値があるのではないだろうか。



サルトルの言葉を借りれば「実存主義とは絶対的なヒューマニズムである」




キェルケゴール/サルトル/シェリング/ニーチェ/パスカル/ボーヴォワール/メルロー=ポンティ/マルセル/リクール/レヴィナス/ヤスパース/ハイデッガー/イヨネスコ/カフカ/カミュ/椎名麟三/ドストエフスキー/ヘッセ/ユンガー/ベケット

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2007年1月10日

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カテゴリ
学問、研究
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