パレスチナへのまなざし

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詳細 2015年3月30日 21:53更新: 　千葉県下の有志が集い「パレスチナへのまなざし」実行委員会を発足させて１年が経とうとしています。

　２００６年１月のパレスチナ評議会選挙の結果、勝利したハマスを「テロ組織」と断定する欧米諸国はパレスチナへの援助を打ち切り、現地の住民は「民主主義の代償」として困難な生活を余儀なくされることとなりました。こうしたなか、私たちは遠く離れたパレスチナの地に暮す人々に少しでも近づきたいと考え、この実行委員会を立ち上げて様々な取り組みに臨んできました。

　２００５年６月、フランスではパリを中心とした多くのカフェで「マルハバ・パレスティン！＝ようこそパレスチナ」というユニークな取り組みが１ヶ月に渡って持たれました。毎晩異なったカフェでパレスチナにまつわる様々な催しが行われ、かの地に暮す人々への連帯の思いを表現するイベントです。　２００６年の春には全世界的な規模での開催が呼びかけられ、私たちもこれに呼応して、５月末に千葉市内で広河隆一パレスチナ写真展と「パレスチナが見たい」を著した森沢典子さんの講演会を開催し、好評を得ました。
　その後、イスラエル軍によるガザ空爆、レバノン侵攻など情勢が更に緊迫するに及び、私たちは街頭に立って「イスラエルによる侵攻中止を求める署名」への協力を訴えました。一方で、パレスチナ・レバノンについての学習会を重ねるとともに、様々な地元のチャリテイ・イベントに出展し、パレスチナ物産の販売を行うなど、現地の生活文化や歴史についての理解を深め、多くの人々と共有することに努めてきました。
　１０月には古居みずえ監督作品「ガーダ　パレスチナの詩」千葉上映会を開催。１２月には土井敏邦さんを講演者に迎えたイベント（東京）の開催に協力し、２００６年を締めくくりました。

　パレスチナをめぐる情報の交流を図りたいと思います。是非ご参加ください！