べっちゃー祭りとは、
毎年11月3日に広島県尾道市東土堂町に鎮座する
吉備津彦神社の例祭で、尾道市の民俗資料に指定されています。
ベッチャー祭りの起源は文化4年(1807年)尾道地方がききんで、悪疫も流行したおり、当時の尾道奉行南部藤左衛門から同社(吉備津彦神社通称一宮さん)が病気回復の祈願を命ぜられ祈願の後神の使いが患家を見舞ったところ、不思議と病気が治ったことから、それ以来悪魔払いの行事として始まったそうです。
ベタは武神・ソバはオロチ(般若)、ショウキは(天狗)でサルダヒコノミコトを表し、この「ベタ」「ソバ」「ショーキー」の三体と獅子が早いテンポのリズムに合わせて、祝い棒やササラを持って町を走り回り、子供たちを追い廻し、つつき廻す奇祭です。
ササラ竹や祝い棒でたたいたり、突いたりすると、1年間の無病息災が
約束されるといわれ、親は嫌がる子供を無理やり連れ出します。
子どもが親の言うことを聞かないとき「ベッチャーが来るぞ!」と言うと、とたんに良い子になります。皆さんも良い子になりたいのなら、ベッチャーにぶさぐられに尾道に来ると良いと思います。
尾道関連サイト
尾道観光協会「おのなび」
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尾道デジカメ紀行
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尾道市役所HP
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