聖書のおはなし小部屋

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詳細 2024年3月10日 23:28更新: エレン・G・ホワイト（通称ホワイト婦人,ホワイト姉妹）は、神のメッセンジャーとして、膨大な神からのメッセージを書き記しています。

聖書に書かれている真理を明確にするために、愛の神は彼女を通してさまざまなメッセージを与えておられます。
多くの人はそんなことは信じない、彼女も自分たちと同じ人間だから、そんなことはあり得ないといいます。私もその1人でした。
しかし、真理も神の愛も神学では解明できません。

■準備するのは今！！！
『エサウの手からの救出を熱心に祈り求めたヤコブの苦悶の夜（創世記32：24～30）は、悩みの時の神の民の経験を表している。・・・彼は長年の流浪の生活の後で、神の命令によって、妻子と家畜を連れて故郷へと出発した。国境についた時、彼はエサウが勇士の一隊を率いて近づいているという知らせを受けて、恐怖に満たされた。エサウが復讐の念に燃えていることは、疑う余地がなかった。・・・ヤコブは不安と恐怖におそわれた上に、重苦しい自責の念にかれらた。というのは、このような危険をもたらしたのは、彼自身の罪であったからである。彼の唯一の希望は髪にすがることであった。・・・・彼の唯一の防備は祈りでなければならなかった。・・そのようにキリスト者も悩みの時に近づくに連れて、人々の前で自分たちの立場を明らかにし、偏見を取り去り、そして良心の自由を脅かす危険を避けるために、全力を尽くさなければならない。』

＊エゼキエル14：20
＜20主なる神は言われる、わたしは生きている、たといノア、ダニエル、ヨブがそこにいても、彼らはそのむすこ娘を救うことができない。ただその義によって自分の命を救いうるのみである。＞

『「かつてなかったほどの悩みの時」が、まもなくわれわれの前に展開する。それだからわれわれには、1つの経験―今われわれが持っておらず、また多くの者が怠けて持とうとしない経験―が必要なのである。
現実の困難というものは予想したほどではないということがしばしばある。しかしわれわれの前にある危機の場合はそうではない。
どんなに生々しく描写しても、この試練の激しさにはとうてい及ばない。
この試練の時に、人間は皆、自分で神の前に立たねばならない。・・・・・
神のみ子は天父の戒めを守られた。そして、サタンが自分に有利に活用することのできる罪が、彼の中にはなかった。これが、悩みの時を耐え抜く人々のうちになければならない状態なのである。・・・・・
　
　われわれがキリストの贖罪の血を信じることによって、
罪を捨て去らねばならないのは、現世においてである。
われわれの尊い救い主は、
われわれが彼と結合して、われわれの弱さを彼の力に、われわれの無知を彼の知恵に、われわれの無価値さを彼の功績に結びつけるように招いておられる。
神の摂理はわれわれがイエスの柔和と謙遜を学ぶ学校である。
主はわれわれの前に、・・・人生の真の目的を常に置かれる。われわれの品性を天の型に形作るために神が用いられる手段に、われわれは協力しなければならない。このことを怠ったり、遅らせたりする者は、必ず魂を最も恐ろしい危険にさらすことになるのである。』　

アーメン

■神の民の勝利、神のお約束

＊ダニエル12：1
＜1 その時あなたの民を守っている大いなる君ミカエルが立ちあがります。また国が始まってから、その時にいたるまで、かつてなかったほどの悩みの時があるでしょう。しかし、その時あなたの民は救われます。すなわちあの書に名をしるされた者は皆救われます。＞

＊イザヤ51：11～16
＜11主にあがなわれた者は、歌うたいつつ、シオンに帰ってきて、そのこうべに、とこしえの喜びをいただき、彼らは喜びと楽しみとを得、悲しみと嘆きとは逃げ去る。
12「わたしこそあなたを慰める者だ。あなたは何者なれば、死ぬべき人を恐れ、草のようになるべき人の子を恐れるのか。
13天をのべ、地の基をすえられた／あなたの造り主、主を忘れて、なぜ、しえたげる者が滅ぼそうと備えをするとき、その憤りのゆえに常にひねもす恐れるのか。しえたげる者の憤りはどこにあるか。
14身をかがめている捕われ人は、すみやかに解かれて、死ぬことなく、穴にくだることなく、その食物はつきることがない。
15わたしは海をふるわせ、その波をなりどよめかすあなたの神、主である。その名を万軍の主という。
16わたしはわが言葉をあなたの口におき、わが手の陰にあなたを隠した。こうして、わたしは天をのべ、地の基をすえ、シオンにむかって、あなたはわが民であると言う」。＞

＊詩編27：5
＜それは主が悩みの日に、その仮屋のうちにわたしを潜ませ、その幕屋の奥にわたしを隠し、岩の上にわたしを高く置かれるからである。＞

＊イザヤ26：20～21
＜20さあ、わが民よ、あなたのへやにはいり、あなたのうしろの戸を閉じて、憤りの過ぎ去るまで、しばらく隠れよ。
21見よ、主はそのおられる所を出て、地に住む者の不義を罰せられる。地はその上に流された血をあらわして、殺された者を、もはやおおうことがない。＞