”いのちの森”全生園を、いつまでもどこまでも伝え残してゆくこと。
それは全生園から生きる基礎を学ばせてもらった私たちの役目である。
不当な差別・偏見に苦しめられてきたハンセン病の歴史がある。
人生を取り戻すべく立ち上がった元患者たちの戦いの歴史がある。
長い隔離の時代が終わった後も簡単には拭いきれない人々の心の中の差別心。それを徐々に取り除いていく第一歩となったのは、地域の小学校との取り組みだった。
子供たちの学びが地域を、大人を、世の中を変えた。
私たちに人生を教えてくれる「人権の森」多磨全生園を、いつまでも守り続けたい。
この豊かな森を守ることに知恵と力を貸してくださる方、少しでも賛同してくださる方、アドバイス・意見などいただけたら幸いです。