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自律訓練法 

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詳細 2024年5月16日 14:31更新

自律訓練法(Autonomous Training)は、その自律神経の働きのバランスを回復させる治療法です。
ストレスなどにより乱れてしまった自律神経のバランスを整えるための手段として活用されています。
自律訓練法は、人に本来備わっている恒常性(ホメオスタシス)を回復させ、
自然治癒力を高めるための訓練法です。
また、自立神経やホルモンのバランスが安定することで、精神の安定、病気に対する予防効果や健康作りに役立ちます。
練習を段階的に組み立てられているので、誰にでも簡単にできるようになっています。

鬱やパニック障害、過敏性腸症候群(IBS)などストレスが原因となる疾患の補助療法として活用されております。
健康な人のストレス解消にも役立ちます。

<訓練法手順>

1.準備
1) トイレは済ませておく。
2) 身に付けているものを外す(眼鏡、ネックレス、指輪、時計、ベルト等)。
3) 髪を後ろで束ねている場合はほどく。
4) きつい下着は外し、首周りなども締め付けない状態のものにする(リラックスする為には身体を締め付けたり何かゴロゴロあたったりしないようにする)。
5) 部屋は暗くして、なるべく雑音の少ない落ち着ける場所で行う。
6) 寝た状態で行う場合と椅子に座った状態で行う場合があるが、寝た状態で行う場合、床など固い場所ではなく布団やベット、ソファーなどの上でおこなう。


2.訓練法
1) 軽く目を閉じて、体の力を抜きます。
2) 公式を繰り返し心の中で唱えます。頭の中にイメージしながら、何回か繰り返します。


3.公式
基礎公式 「気持ちがとても落ち着いている」
第1公式 「手足の重感「手足が重たい」
第2公式 「手足の温感「手足が温かい」
第3公式 「心臓が静かに打っている」*
第4公式 「呼吸が楽にできる」**
第5公式 「お腹が温かい」 ***
第6公式 「額が涼しい」

*公式3は心臓疾患のある人は飛ばしてください
**公式4は呼吸器に疾患のある人は飛ばしてください。
***公式5は消化器に疾患のある人は飛ばしてください

睡眠前の訓練はそのまま入眠して構いませんが、日常の訓練の終わりには必ず「解除動作」を行ってください。こぶしを強く握り、両手足を2、3回強く伸ばす動作、大きな伸びを繰り返してください。


具体的な訓練法は、以下のサイトを参照してください。
自律訓練法
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/cephal/methods/AT.htm


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自律訓練法は、もともとは精神科の催眠療法から生まれた治療法です。1890年、ドイツの大脳生理学者ボルゲット(Vorget)が、自己暗示により催眠と似た状態になりうることを発見しました。続いて、ドイツの精神科医シュルツ(Schultz)がこの研究を発展させました。

 そして、自律訓練法により自己催眠を重ねていくうちに、過度の緊張がとれ、疲労が回復し、心身ともにより健康になることがわかってきました。その後、様々な工夫と検討が加えられ、より簡単に改良されたものが現在のものです。

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2006年12月24日

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