祝・コミック発売
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藤田和日郎先生の新連載
『邪眼は月輪に飛ぶ』コミュ
短期集中連載ながら面白さ爆発
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「第壱回」狩人は森に佇む
「第弐回」巫女は街を目指す
「第参回」軍人は絶望に沈む
「第四回」情報部員は暗黒を孕む
「第五回」疾き車は街を駆ける
「第六回」塔(タワー)は決闘に震える
「最終回」邪眼は月輪に飛ぶ
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◎ミネルヴァ
翼長150センチメートルに満たないシロフクロウ。
昼でも活動し、瞬間速度340キロメートル毎時で飛行する。
ミネルヴァに見られた生物は死に至る。
また、原理は不明であるが、テレビなど映像を通してその視線に晒されただけでも、ヒトが死亡することが確認されている。
輪の説明では、ミネルヴァに見られた生物は目から呪毒が浸入し死に至るが、「圓市」と呼ばれる祈祷師が「荒神祓い」を行えば呪毒を散らすことができ、浸入を一瞬食い止めることができるとされる。
鵜平に撃たれアメリカ軍に捕獲されたが、13年後、東京湾にてアメリカ海軍所属の空母「ジョン・スチュールズ」から逃亡し、東京都都民をはじめ全国で420万名が犠牲となった。駆除を図った陸上自衛隊中央即応集団にも甚大な被害を与え、自衛官は2000名が犠牲となった。
その名前「ミネルヴァ」は、捕獲された際にアメリカ軍によって名づけられた。
体内に発信器が埋め込まれているため、グローバル・ポジショニング・システムで位置の特定が可能。
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☆登場人物☆
◎杣口 鵜平 (そまぐち うへい)
マタギ。輪の養母の元夫。山奥で一人暮らしをしており、地元では「仙人」と呼ばれるほど腕利きの猟師。
ミネルヴァを銃で撃ち落すが、手負いのミネルヴァをアメリカ軍に奪われる。
村田銃28番口径を愛用する。
◎輪 (りん)
「圓市」、「拝み屋」と呼ばれる祈祷師。鵜平の元妻の養女。
拝み屋だった養母の跡を継ぎ、地元の住民の依頼に応じ祈祷している。
鵜平を説得し、ミネルヴァのいる東京都に連れ出す。
◎マイケル・リード
アメリカ陸軍第一特殊作戦部隊分遣隊(「デルタフォース」)所属の陸軍准尉。
テキサス州のハンターの息子。
アメリカ国務省書記官を名乗り、ケビンとともに鵜平を訪ねる。
グリースンらアメリカ特殊作戦チームを率い、ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」を遂行する。
防衛庁とアメリカ特殊部隊司令部(SOCOM)が日米合同演習との名目でミネルヴァを追撃した際、ミネルヴァの姿を目撃した仲間が命を落としている。
◎ケビン
アメリカ中央情報局(CIA)エージェント。
アメリカ国務省書記官を名乗り、マイケルとともに鵜平を訪ねる。
グリースンらアメリカ特殊作戦チームを率い、ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」を遂行する。
◎グリースン
警察対テロ部隊(SWAT)に所属する警察官。
メトロポリタン競技大会狙撃部門優勝の実績を持つ。ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」に志願し、ミネルヴァの視線に晒され死亡する。
◎ドーキンズ
アメリカ海兵隊武装偵察チーム(「リーコン」)に所属する軍人。
狙撃の腕はリーコンでナンバーワンと謳われる。
ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」に志願し、ミネルヴァの視線に晒され死亡する。
◎メドウズ
ハンター。ロッキー山脈で活躍しマスターシューターとされる。
ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」に志願し、ミネルヴァの視線に晒され死亡する。
◎モーガン
夏季オリンピッククレー射撃(スキート射撃)で金メダルを得た実績を持つ。
ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」に志願し、ミネルヴァの視線に晒され死亡する。
◎フランク
アメリカ海兵隊シールズ(United States Navy Sea, Air and Land)に所属する軍人。
ミネルヴァ狙撃作戦「トワイライト・フライト」に志願し、ミネルヴァの視線に晒され死亡する。
◎内閣総理大臣
内閣総理大臣官邸でテレビ番組を通じミネルヴァの視線に晒され、死亡する