ハーツクライは、父サンデーサイレンス、母アイリッシュダンス(父母トニービン)という血統の快速良血馬。
2004年の京都新聞杯(GII)で重賞初制覇したが、続く日本ダービー(GI)でキングカメハメハの前に2着に敗れる。
2005年も宝塚記念(GI)でスイープトウショウの前に2着、ジャパンCでもワールドレコード勝ちのアルカセットにタイム差無しのハナ差2着。
GIレースで好走を続けるものの中々GI馬になれなかった。
しかし、2005年有馬記念(GI)で無敗の三冠馬ディープインパクトに初黒星をつけ、自身の初GI勝利を達成した。
2006年は、ドバイシーマクラシック(GI)を2着に4.1/4馬身差をつける圧勝で、日本馬として初めてドバイのGIを勝つ快挙。続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英GI)ではHurricane Runの前に3着と敗れるものの、世界を舞台に活躍した。
それから、約4か月ぶりとなった11月26日のジャパンCは2番人気に推されたが、ディープインパクトから2.6秒差の10着に大敗し、そのまま引退となった。
通算成績19戦5勝(海外2戦1勝、重賞3勝)。
しかし、競走馬としての馬生には幕を下ろしたが、同時に種牡馬としての馬生の幕開けとなる。
2007年から期待していきましょう!