大奥総取締瀧山(おゆう)

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詳細 2023年12月19日 12:04更新: 瀧山(たきやま､文化2年(1805年) - 明治9年(1876年))は､13代将軍家定・14代家茂・15代慶喜時代の御年寄｡御鉄砲百人組・大岡権左衛門の娘｡

1823年､16歳で大奥に上がる｡その後､才覚が認められて御年寄に任じられ､他の御年寄らと共に実権を握るようになる｡14代将軍継嗣問題の際には南紀派に属しており､上臈御年寄・歌橋や13代家定の母・本寿院らと共に一橋派と対立｡慶喜の擁立に反対した｡彼女の水戸嫌いは相当なものだったようで､慶喜が15代将軍に就任した際には御年寄職を退くことを願い出たが許されなかった｡江戸城開城後は自分に仕えていた年寄の生家を頼り､現在の埼玉県川口市で過ごす｡晩年夫婦養子を迎えて｢瀧山｣の苗字を名乗らせ､瀧山家を興した｡1876年(明治9年)､72歳で没｡

法名は瀧音院殿響誉松月祐山法尼｡墓は川口市・錫杖寺｡

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