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薄田泣菫

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詳細 2021年10月31日 12:26更新

詩の好きな方も、随筆の好きな方も、自然が好きな方も、薄田泣菫について語りあう集い。
トピック立て、こころから歓迎いたします。

「ああ大和にしあらましかば」などで有名な、
明治文学史の授業に登場する『白羊宮』の詩人は、
「随筆の時代、大正」を代表するコラムニストのはしり(丸谷才一評)。
大正四年から大阪毎日新聞に書き継がれたコラム「茶話」は、岩波文庫『茶話』、冨山房百科文庫『完本茶話』にまとめられ、読むことができます。それが抜群の面白さ。

芥川龍之介を大阪毎日の社友にしたひとでもあり、「子守唄」などの作品によって、童謡の扉を開いたひとでもあります。パーキンソン病で苦しみ、家族の口述筆記で残された作品も多数あります。終生、自然と遊んで育った人らしい、自然への細やかで深い愛情を持ち続けた人で、作品に登場する生き物たちの数や描写の巧みさは比類がないのでないでしょうか。

陰影ある言葉を求めて古語を多用した詩の難しいイメージは、泣菫を遠ざけてしまうかもしれません。一方で、泣菫の出身地である倉敷市連島では、小学生が詩を楽しんで朗読しているそうです。たしかに耳から響きを味わうと、意味は難しくても美しさを感じるように思います。

明治10年 岡山県倉敷市
昭和20年 没
平成19年は、生誕130年となります。

(代表作品)
『暮笛集』『ゆく春』『二十五絃』『白玉姫』『白羊宮』『落葉』『茶話』『泣菫全集』『艸木虫魚』など

(手に入りやすい本)
岩波文庫『泣菫詩集』『艸木虫魚』『茶話』
冨山房百科文庫『完本茶話』上中下『泣菫随筆』

(泣菫研究)
松村緑『薄田泣菫考』など
孫・満谷昭夫の『泣菫残照』も、貴重な思い出、資料が満載で興味深い。
近年、芥川龍之介書簡など、泣菫宛の新発見含む多くの文学者の書簡が寄贈されている。
問い合わせ:倉敷市文化・スポーツ振興部文化振興課

(泣菫関連団体)
薄田泣菫顕彰会(会報「泣菫」発行、小伝等発行)
連島東小学校(小学校5年生の作品、デジタルコンテンツ薄田泣菫、泣菫詩朗読会情報など)
http://www.kurashiki-oky.ed.jp/school/turahigashi-e/

(展覧会)
薄田泣菫展 吉備路文学館 開催中

(泣菫贔屓・編者など)
生田春月、谷沢永一、丸谷才一、山野博史、浦西和彦

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