日本が世界に誇る音楽家、ヴィオラ奏者の今井信子さんが大好きな方のためのコミュニティです!!!
今井さんが好きな方は、是非ご参加ください。
今井信子さんに関するトピックは、ご自由に作成してください!
重複のないよう、よろしくお願いします。
<プロフィール>
東京生まれ。
6歳でヴァイオリンを始める。
桐朋学園大学で齋藤秀雄に室内楽を師事する。
1964年、桐朋学園オーケストラのアメリカ・ツアーでコンサートマスターを務め、そのままアメリカに残り、タングルウッド音楽祭で小澤征爾指揮ボストン響のリヒャルト・シュトラウス「ドン・キホーテ」を聴いたことをきっかけにヴィオラに転向する。
桐朋学園大学を経てイェール大学、1966年、ジュリアード音楽院に移り、ワルター・トランプラーにヴィオラを師事する。
1967年ミュンヘン、1968年ジュネーブの両国際コンクールで最高位入賞。
1973年から1978年までフェルメール弦楽四重奏団のメンバーとして活動しつつイリノイ音楽大学の助教授として教鞭をとる。
その後、ヨーロッパに渡り、ソリストとして活動を行う。
1990年ベルリン・フィル定期演奏会、同年小澤征爾サイトウ・キネン・オーケストラのソリストとしてザルツブルク音楽祭に出演など、世界の桧舞台で活躍を続けている。
室内楽活動も積極的に行っており、アンドラーシュ・シフ、マルタ・アルゲリッチ、ギドン・クレーメル、五嶋龍、ユーリ・バシュメット、ミッシャ・マイスキー、ヨーヨー・マ等と今までに共演、また最近では五嶋みどりとの共演も多い。マルボーロ、ロッケンハウス等世界各地の音楽祭にも頻繁に招かれている。
1989年秋、武満徹がフランス革命200年記念として委嘱されたヴィオラとオーケストラのための“A String Around Autumn”をパリで、初演、大好評を博し、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラとの共演で録音したCDはベストセラーとなっている。
1987年の開館時よリカザルス・ホールの音楽アドバイザー、90年からは同ホールのレジデント・クァルテットのメンバーとなる。
91年に始めた同ホールでのリサイタルは、翌年からは「ヴィオラという楽器の可能性を追求し、その音楽性と素晴らしさを広めたい」という自身の希望で「カザルス・ホール・ヴィオラ・スペース」と題したヴィオラのための演奏会シリーズヘと発展、同時にヴィオラ奏者育成のためにマスタークラスを開催し、教育活動にも力を注いでいる。
1995年から1996年にかけて東京、ロンドン、ニューヨークの3都市にわたって開催された「インターナショナル・ヒンデミット・ヴィオラ・フェスティバル」では音楽監督をつとめ世界の注目を集めた。
2000年には日蘭交流400周年を迎えたオランダと日本において数々のプロジェクトをプロデュースするなど、常にヴィオラ界をリードする存在として、めざましい活躍を続けている。
2004年にはミハエラ・マルティン、ステファン・ピカール、フランス・ヘルメルソンと共に新しくミケランジェロ弦楽四重奏団を結成、10月にはアムステルダムのコンセルトヘボウにて、12月には日本でデビュー・コンサートを行い成功をおさめた。
レコーディングは今までに40を超えるディスクをリリースしているが、フィリップス・レーベルでのバッハの無伴奏組曲集や、BISレーベルでの「オリジナル・ヴィオラ曲集」など高い評価を得ている。
1993年エイボン女性芸術賞ならびに文化庁芸術選奨文部大臣賞、1994年京都音楽賞、1995年モービル音楽賞、1996年には毎日芸術賞とサントリー音楽賞を受賞、2003年4月には紫綬褒章を受章。
現在はオランダに在住し、アムステルダム音楽院およびジュネーヴ音楽院の教授を務めている。