平井 和正(ひらい かずまさ、1938年5月13日 - )は、神奈川県横須賀市生まれの小説家、SF作家。中央大学法学部卒業。
『ウルフガイ』シリーズ、『アダルトウルフガイ』シリーズ、『幻魔大戦』シリーズなど、数々のヒットシリーズを送り出し、常に若者の心をとらえてきた。
桑田次郎の『8マン』や、石ノ森章太郎(石森章太郎)の『幻魔大戦』など漫画作品の原作者としても知られる。週刊少年マガジン掲載の池上遼一版『スパイダーマン』には、後半から原作者として加わり、本家の米国版とは異なる展開を見せた。
言霊によって小説を書いていると自称している。
宗教団体GLAの高橋佳子のゴーストライターを勤めたこともあった。現在では、GLAからは脱会している。
インターネットが普及する前のパソコン通信の頃からネットワーク上での活動を行っており、近年は週刊アスキーにパソコンの利用レポートを不定期に掲載したり、自らWebサイトで積極的に情報を発信するなど、ITにも明るい一面を見せる。 現在では、過去の作品を含めた殆どの作品をデジタルノベルとしてWebで発表・配信し、携帯電話への作品配信も行っている。
1994年にアスキーによってパソコン通信ネット10社からデジタルノベルとして配信された『ボヘミアンガラス・ストリート』は、現在もインターネット上でデジタルノベルの配信に熱心である平井が初めて手がけた作品である。以前から「最高のラブストーリーを書きたい」という願望のあった平井が、高橋留美子の『めぞん一刻』と、入院中にTVアニメ『きまぐれオレンジ☆ロード』の再放送を見て触発されたことが、本作品を執筆したきっかけである。
愛称は「ひらりん」。娘は漫画家の平井摩利。
主な作品
小説
『ウルフガイ』シリーズ
『アダルトウルフガイ』シリーズ
『幻魔大戦』シリーズ
『ボヘミアンガラス・ストリート』
『月光魔術團』シリーズ
『地球樹の女神』
『インフィニティ・ブルー』
『死霊狩り』
『悪徳学園』
『悪夢のかたち』
『悪霊の女王』
『アンドロイドお雪』
『美女の青い影』
『エスパーお蘭』
『怪物はだれだ』
『月光学園』
『サイボーグ・ブルース』
『時空暴走気まぐれバス』
『ストレンジ・ランデヴー』
『超革命的中学生集団(『超人騎士団リーパーズ』)』
『魔女の標的』
『メガロポリスの虎』
『夜にかかる虹』
漫画原作
『8マン(エイトマン)』画:桑田次郎
『幻魔大戦』画:石森章太郎
『エリート』画:桑田次郎
『デスハンター』画:桑田次郎
『ウルフガイ』画:坂口尚
『スパイダーマン』画:池上遼一
『クリスタル・チャイルド』画:泉谷あゆみ
『バチガミ』画:余湖ゆうき
とどめの作品 : 幻魔大戦ネオ東京 VS 大魔界転生