文学座の俳優だった松本修(1955年生)が1989年に設立した演劇集団MODE。以後、作品ごとに俳優と出演者を集めるプロデュース方式で、多数の作品を上演してきました。多くの作品が、ワークショップ形式で長い時間をかけて作られていくのも大きな特徴。
有名なキャッチコピーは
「MODEはオトナに観てもらいたい。
MODEはコドモには観てもらいたくない。」
主な作品は『逃げ去る恋』『言い出しかねて』『ぼくの伯父さん』『きみのともだち』『わたしが子どもだったころ』『魚の祭』『ぼくのイソップものがたり』『プラトーノフ』『孤独な惑星』『ガリレオの生涯』『三人姉妹』『ワーニャ伯父さん』『若草物語』『ゼロの神話』『AMERIKA』『城』『冬のエチュード/シェイクスピア2005』など数えきれず。今時信じられないことですが、公式HPが存在しないため、正確な上演データがわからないのが残念です(公式HPの制作を熱望します)。逆にHPが無いからこそ、いろいろな情報をここに集約できればとも思います。
チェーホフやソーントン・ワイルダーがメインだった初期、一般的な名声を高めたカフカの『AMERIKA』『城』を経て、最近は近畿大学出身の若手を中心に唐十郎劇の上演に取り組んでいます。2007年には、再び世田谷パブリックシアターと提携して、『AMERIKA』の再々演、および待望の『審判』上演が予定されています。
近年の作品の主な出演者は、石村実伽、山田美佳、石井ひとみ、占部房子、葉山レイコ、裕木奈江、杉浦千鶴子、井口千寿瑠、金子智美、中田春介、高田恵篤、得丸伸二、小嶋尚樹、坂口芳貞、石母田史朗、斎藤歩、そして田中哲司や松本修本人など。MODE生え抜きの若手から、文学座人脈、小劇場系まで色とりどり。現在は松本氏が助教授を務める近畿大学出身の若手を、一人前の役者に鍛え上げているところです。
これまでに観た作品の感想、松本修の演出スタイル、お気に入りの出演者についてなど、MODEおよび松本修について、語り合いましょう。
【注意】
トピックは自由に立てていただいて結構ですが、必ず内容がわかるタイトルをつけてください。また「はじめまして」は専用トピックがありますので、単独トピを立てず、そちらでご発言ください。
★今後の予定★
『かもめ』
構成・演出:松本修
出演:大崎由利子 山田美佳 小嶋尚樹 斎藤歩
中田春介 藤井びん ほか
公演期間:2010年10月27日(水)〜31日(日)
会場:あうるすぽっと
料金: 4,500円 学生 3,000円 (全席指定・税込)
一般発売日:9月15日(水)
お問合せ: ぷれいす 03-5468-8113
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