- 詳細 2015年8月19日 02:19更新
-
現役法学部生＆法学部卒業生の共通言語、
「宇奈月温泉事件」。
民法判例百選?で第1番目の事件。
権利濫用に関する超ド級重要判例。
【大審院判決昭和10年10月5日民集14巻1065頁】
・何それ？船越英一郎が出てるやつ？
・法学部生だけど宇奈月知らない。
・1年生の時勉強したけど今は説明できない。
・宇奈月を知らないのはモグりだと思う。
・取りあえず他に何も知らないから宇奈月の名前だけ出しとく。
・民法用語はこれと「信義則」以外忘れた。
・これが講義で取り上げられた大学一年の前半、世界はとめどなく輝いていた。
・これが講義で取り上げられた頃、新歓コンパで無駄に増えた携帯メモリーに困った。
・これが講義で取り上げられた頃は、真面目に出席してた。
・あの頃に帰りたい。
・あの素晴らしい愛をもう一度。
・試験勉強は宇奈月温泉事件しかやらなかった。
・他大学の友達は今やっと民法で宇奈月温泉事件やってるらしいよ。
・いや、むしろ自分は法律を宇奈月の時点で挫折した。
・2坪分の土地に目をつけた原告のセコさに脱帽だ。
・しかも大審院まで行ったセコさに脱帽だ。
・結果的に日本一メジャーな判例を生み出したセコさに脱帽だ。
・木製の引湯管って腐らないの？
・っていうかいつまでも貰い湯じゃなくて自分でも掘れ、と思った。
・事件には興味ないけど温泉に行きたくなった。
・温泉旅行がきっかけで彼女・彼氏と別れた。
・その温泉旅行の先が宇奈月温泉だった。
・自分の中では失恋が宇奈月温泉事件だ。
などなど。
そんな、宇奈月温泉事件を愛してやまない人たちの、
宇奈月温泉事件を取り巻く期待と思惑が渦巻く奇跡のスペクタクルヒューマンドキュメント、The UNAZKI
日本中が涙した感動の名判例遂にコミュニティ化。
※注
トップ画像はイメージです。
おそらくこんなテーマパーク風じゃない率98％
キーワード
民法総則
妨害排除請求権
不法占拠
黒部川
