ロマンティック・バレエ作品『ジゼル』。
人によっては、二幕で必ず眠るとか言ってるんですよ。やめて〜〜〜〜!!
病弱な村の娘から、狂乱の場での生命を賭けた人間の思いの深さ、もはや感情の交流ができない別の生物(ウィリー)へと変貌してしまう二幕まで、三種類の全く違う演技を要求される「ジゼル」。
第二幕は面白いですよね。
「あれ? 私、この人識ってたのかしら? ああ、でもこのあふれるような思いはナニ?」
のような解釈で、飽くまでもアルブレヒトとの心の交流が復活しそうなギリギリ手前で踊るダンサーから、
すぐに人間の記憶を取り戻しちゃう解釈のダンサーまで。
朝の鐘を聞いたミルタのリアクションが、(「チッ、こいつ葬れなかったゼ」みたいな感情の動きが判るものじゃなくて)「朝ね。帰る時間ね」と、アルブレヒトが助かることについて、何も感じない不思議にあっけらかんとしているところもツボだったりしませんか?
コミュニケーション取れなさで言えば、ウィリーって映画『マーズ・アタック!』の宇宙人みたいな存在なのかも。
というわけで、ジゼル。
公演情報、DVD情報はもちろん、ときおりジゼルを語りたくなったら、ここで語りましょう。
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『ジゼル』全2幕 初演1841年 パリ・オペラ座
作曲: アドルフ・アダン
台本: テオフィル・ゴーチェ/ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ
振付: ジョン・コラーリ/ジュール・ペロー/(マリウス・プティパ)
改訂版多数。
↓長いけど、「ジゼル」のあらすじ&一部技術論
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