- 詳細 2023年4月26日 19:26更新
-
本名 Leslie Hornby
1949年9月19日、元祖スーパーモデルともいうべき「ミニの女王」twiggyがロンドン郊外の Neasden で生まれる。
非常に指が細かったため、学校のクラスメートたちが「小枝ちゃん(twiggy)」と呼んだことから「ツィギー」の名前が生まれる。
学校を出たあと姉のビブが働く美容室で助手を務めながらデザイナーになる勉強をし、そして自分の作った服をアピールするのに自らがモデルになってあちこちに写真を持ち込んだことから、ファッションモデルとしての素質が目に留まるようになる。
1964年 彼女の兄の知り合いのジュスタン・ド・ビルヌーブが有名美容室ビダル・サスーンに彼女を連れていき、髪を短くカット。そしてミニスカートで売り出し中のマリー・クァントの所へ連れて行きました。
ミニスカートはそれを着るために生まれてきたような天性のモデルを得て世界的流行を作り出します。
ツィッギーは168cmと背が低いため、ファッションショーへの出演には声が掛かりませんでしたが、その細身の小柄な体にミニスカートやＡラインの服はほんとによく似合い、あちこちの雑誌のグラビアを飾り、たちまち売れっ子になって当時人気絶頂のビートルズ以上の収入をあげたと言われます。
ショートカットの彼女には中性的な魅力もあり「アンドロギュナス(両性体)」とも呼ばれていました。
ツィッギーは1967年10月18日、日本の繊維会社の招待で来日。これをきっかけとして日本でもミニスカートブームが起き当時のミニスカートの流行は町を歩く女性の９割以上がミニを履いており、ミニでない服を着るのが恥ずかしいという位でした。
ツィッギーはモデルは数年間で引退し、その後女優として「ボーイ・フレンド」(1971)やブロードウェイミュージカル 'If Love Were All' にも出演し歌手としてレコードも何枚か吹き込んでいます。
現在は２度目の結婚でレイ・ローソン氏と結婚し悠々自適の生活を送っている。
