「キューバのニジンスキー」と言わせたローランド・サラビア
米国に亡命し、1999年より在籍していたキューバ国立バレエ団を後にした。パリ・ヴァルナ・ブルガリア・ミシシッピなどのバレエ・コンクールで優勝しているサラビアは、キューバでは著名な人物です。
メキシコのケレタロでバレエを教える許可をキューバ政府から得たサラビアは、七月初めに国境を越え米国に違法入国し、その後政治的保護を求めた。
キューバ国立バレエ団理事アリシア・アロンソは、キューバ国外の舞踊団での就労許可をダンサーに与えるとして知られており、国際的スターのカルロス・アコスタなどは、キューバ国立バレエ団で定期的に公演してキューバとの絆を保ちつつもロイヤル・バレエ団のゲスト・プリンシパルの座を維持して、キューバのダンサーたちの羨望を浴びている。2003年にボストン・バレエ団とのプリンシパル契約をアロンソに否認されているサラビアは、キューバ亡命は主に芸術的理由によるものと述べている。ボストン・バレエ団の代表者らは、書類が揃い次第、サラビアをプリンシパルとして雇用する意向を表明している。サラビアの弟ダニエルも去る6月に亡命しており、同じくボストン・バレエ団のコール・ドとして2005−2006年シーズンにデビューを飾る。
まだまだメジャーではないですが、ローランドを影ながら応援したいと思います。
トピ立てはご自由にどうぞ。