元長崎放送の記者、伊藤明彦さんが1971年から全国の被爆者を訪ね歩いて、直接「被爆者の声」を収録し、被爆者284人の証言を集めたCD作品「ヒロシマ ナガサキ 私たちは忘れない」を作成されました。このCDは「被爆者の声」としてインターネットでも発信されています。そこで、インターネットを通して、被爆者の生の証言を聞いてもらい、広く多くの人にこのCDを知っていただくという趣旨ではじめたコミュニティです。
「被爆者の声」http://
【CDの奥付より】
人類は狩猟漁労採集経済時代、戦争をしていませんでした。
「農業社会」成立後、戦争を始めました。産業革命によって生まれた「工業社会」は、戦争によって殺される人の量と質を一変しました。殺される人の数は万単位から
一千万単位に増え、その大部分を非戦闘員が占めるところとなりました。
きわまった姿がヒロシマ・ナガサキに生起した地獄です。
進行中の「情報技術革命社会」が、人間の殺しあいにどんな変化をもたらすのか、
まだ判りません。しかし「工業社会」が遺した核弾頭が、イスラエルを含む8カ国に2万8千650発程度保有されているというのが、21世紀初頭の現実です。
すべての核兵器保有国は他国からの核攻撃を「抑止」することを、保有の口実にしています。しかし本当の「抑止力」は、ヒロシマ・ナガサキの被爆の実相を、
私たちがより克明に、より具体的に知り、核兵器不再使用、核兵器廃絶の意志を固め、広げることの中にこそある。そう信じてこの作品を作りました。
お聴きくださった方が、ご批判・ご感想のお便りをくだされば、嬉しく存じます。
2006年1月28日 伊藤 明彦 (被爆者の声より)
伊藤さんの活動に賛同された方は是非コミュニティの参加お待ちしております。
トピックは常識の範囲で自由に作成していただいてかまいません(ただし、不適切と思われるものは削除します)。
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伊藤明彦さんが、2009年3月3日 午後9時34分、お亡くなりになりました。
HP「被爆者の声(http://
今年になって、体調を崩され、亡くなる前日に風邪をこじらせて、
肺炎で亡くなられたそうです。
伊藤さんのご冥福をお祈りし、伊藤さんの遺志が全世界に通じますよう
HP「被爆者の声(http://
いきましょう。HPを持っている方は、ぜひリンクをお願いします。
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