私は、幼少の頃から親しんだ、数々の藤子作品を通して、藤本先生自身の生き方に深い感銘を抱くようになりました。
そんな藤本先生の作品やご生涯を、たのしく研究できる、コミュニティにしたいと思います。みなさん、ふるってご参加ください。
【藤本先生のプロフィール】
昭和8年12月1日 富山県出身
「すすめろぼけっと」と「てぶくろてっちゃん」、その後「ドラえもん」で、小学館漫画賞を2度受賞。
他に2度受賞している漫画家に故・石ノ森章太郎がいる。
主な人気作品/ドラえもん、パーマン、オバケのQ太郎(藤子不二雄Aとの合作)、T・Pぼん、キテレツ大百科、エスパー魔美
チンプイ、21エモン、モジャ公、海の王子、バケルくん、ウメ星デンカ、ジャングル黒べえ、ポコニャン
くじ引きでアニメ制作会社「スタジオ・ゼロ」の社長になったことも。
昭和54年 コロコロコミック創刊。今や200万部を誇る人気雑誌である「コロコロ」は、
元々「ドラえもん」の学年誌掲載分を再録するために創刊された雑誌なのである。
実際、コロコロ本誌用に描かれた「ドラえもん」は2本くらいで、後は大長編のみである(作品リスト参照)
昭和62年、長年続いたコンビを解消し、「藤子不二雄F」として再スタート。
このペンネームは現在「のび太のパラレル西遊記」「エスパー魔美 星空のダンシングドール」
のビデオで見ることが出来る。
昭和63年、「のび太と竜の騎士」で、日本アニメ大賞・脚本部門最優秀賞を受賞。
平成元年、「のび太の日本誕生」連載中に、石ノ森章太郎氏の薦めで
ペンネームを「藤子・F・不二雄」に変更。理由はカッコイイからだそうな。
平成8年9月20日
夕食後、川崎市の自宅にて「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」執筆中に
机に突っ伏しているのを家族が発見。病院に運ばれる。
平成8年9月23日
午前2時10分。再び目を覚ますことなく、永眠。享年62歳。
97年には、「ドラえもん」が、手塚治虫文化賞で第1回マンガ大賞を受賞。
喫煙家で、トレードマークはベレー帽とくわえパイプ。
ベレー帽は、安孫子先生の海外旅行のおみやげを譲り受けたものだ。
性格は温厚。口数が少なく、家族にもとても優しいお父さんだった。
睡眠時間は人間が健全に生きられる最低レベルとされる4時間を貫き通した。
自身の作品中では、よく猫のノミ取りシーンが見られる。
趣味は古代史、歴史などの取材で世界中を回ること。映画鑑賞。読書。
好きな作家にSFの大家・アイザック・アシモフがいる。「西遊記」や「アラビアンナイト」が大好き。
相棒の安孫子先生にして「僕にはといもマネできない」と言わしめたほどの天才漫画家。