- 詳細 2024年5月26日 19:15更新
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ペナンはさいこー
行ったことある人あつまれー
マレーシア、マレー半島北西岸沖合の島。マレー半島北西岸の地域とともにペナン州を構成する。マレーシア語ではピナン島とよぶ。マレー半島とは長さ8.4kmの橋(1985年完成)でむすばれている。島全体が丘陵で、最高峰のペナン・ヒル(標高830m)からの眺望はすばらしく、観光スポットのひとつである。島の北東岸に中心都市でペナン州の州都ジョージタウン(ペナンともよぶ)がある。島の南東部のバヤン・レパスには空港がある。面積は279km²。
島は18世紀後半まで、対岸クダーのスルタン領であったが、マラッカ海峡の入り口の戦略的要地にあるため、1786年、東南アジア進出をはかっていたイギリス東インド会社(→東インド会社の「イギリス東インド会社」)のフランシス・ライトが占拠した。これは半島南部の要衝マラッカ(ムラカ)をおさえていたオランダへの対抗手段でもあった。島はプリンス・オブ・ウェールズ島と命名され、ジョージタウンの港が建設された。
以来、港は半島部産のスズやゴムなどの輸出で繁栄し、中国人(おもに福建人)やインド人商人が多数移住してきた。現在も住民の過半は華人(中国人)で、とくにペナン市の中心部は中国人街となっている。土地に限りがあるため、近代工業の発展性にとぼしく、近年は経済活動や人口が低下気味で、観光に力をいれている。
