この魚を小さい頃テレビで放送されていた、
「マチャアキ 海を行く」
で見て以来、一目ぼれ!
ミノカサゴ見たさに
スキューバダイビングのライセンスを
取ったといっても過言ではありません。
ダイビングのコミュはあるとは思いますが、
「ミノカサゴ」だけに
焦点を当てているものはなかったので、
作ってみました!
潜っているかたも、そうでないかたも、
はたまた、このトップの画像を見て
ボクのように「一目ぼれ」しちゃったかたも、
奮ってご参加下さい!
カサゴ目フサカサゴ科
[分布]
北海道南部以南;インド洋
西南太平洋域
[環境]
浅海の岩礁(1〜10m深)
やや深い岩礁(10〜50m深)
[体長] 25〜27cm
[撮影地] 富戸・ヨコバマ
[深度] 20m
[撮影者] H.Murayama
[特徴]
ミノカサゴの名前からも容易に推定
されるとおり、この魚もフサカサゴ科に
分類されるカサゴの仲間であるが、
その外見は他のカサゴ類とは大きく
異なる。
ミノカサゴはその優雅な外見に似合わず
他のフサカサゴ科同様、肉食性であり、
おまけにその長い背鰭には猛毒を持つ。
魚の名前の多くは、その外見や生態にちなんで
付けられていますが、このミノカサゴ(蓑笠子)も
例にもれず、長い背鰭や胸鰭を時代劇によく登場する
蓑(わらなどを編んで作った昔の雨具)に見立てて
名づけられたようです。
地方によっては、ミノオコゼ、ミノノイオなどと
呼ばれているそうです。
(イオというのはウオ(魚)のことを示します。)
英語名では、ライオンフィッシュ、ゼブラフィッシュ、
ドラゴンフィッシュ、バタフライフィッシュ
などなかなかかっこいい名前で呼ばれますが、
ミノカサゴの立場からすれば、和名よりも英語名で
呼んで欲しいのではないかと思うのは、
よけいなお世話でしょうか・・・
ところで、現在でもそう呼ばれているかどうかは
定かではありませんが、三重県浜島町の漁師の間では、
ミノカサゴをマテシバシと呼んでいるそうです。
釣れたミノカサゴの毒でよほど痛い思いをしたので
しょう。
この魚に触れるのは「待てしばし」という意味で
こう呼ぶそうです。