前回のワールドカップ、日本は「自分たちの弱さ」に気付くことができ、ある意味「大きな収穫があった」大会だった。
それまでは「日本は強いんだ」というイメージを持っていたサポーターもいただろう。しかし、現実を受け止める必要があり、受け止めることが「強さ」に結びついていくと信じている。
一人の男が日本サッカー界から姿を消した。賛否両論はあるが、私は彼が日本サッカー史上最高のプレイヤーであり、日本の「宝」だと信じている。この先、彼のような選手は決して出てこないと思っている。
だからこそ、今後の日本代表には「彼の誇り」を受け継いでほしい。馴れ合いのサッカーではなく、常に真剣勝負をしてもらいたい。選手同士で激論を交わしてほしい。
変化の上での失敗はあるだろう。しかし同じ失敗は決して繰り返さないでほしい。選手一人ひとりが代表の自覚と誇りを持ち続ける必要がある。
日本代表が世界レベルに達するためには、厳しい評価が必要だろう。アジア?1は通過点に過ぎない。?1になって当然である。格下相手の国際試合で結果を議論していても意味がない。勝つことが大前提であり、内容を議論すべきである。ヨーロッパの強豪国と呼ばれるチームと互角に競い合えるまで厳しく日本代表を応援していくべきだと私は考える。
日本代表のことを本当に思っているからこそ、厳しくなるべきである。彼の誇りを忘れてはならない。
日本代表を本気で応援したい人なら誰でも参加できます。2010年のワールドカップのために議論しましょう!