JRA競馬は毎週土・日行われる。 そして競馬ファンは競馬場やWinsにいそいそとこぞって競馬新聞or専門誌片手に電車に乗り出かけていくのが競馬の光景。 G1レースともなると深夜から競馬場に並ぶ。
それが競馬。 これが、JRAが始まって以来の当たり前の競馬。
そのような当たり前の時代があまりにも長かった。 競馬といえば、競馬新聞の専門記者トラックマンたちがありとあらゆる競馬ファクタデータを栗東厩舎から集めてきて記事にする。
そして、それを元に電子化が進んでそっくりそのまま競馬ソフト化でJRA-vanのデータラボを使い、予想競馬ソフト製作されている。 しかし、所詮アナログ競馬新聞のスピード化と在宅でパソコンを使って競馬新聞の情報を見れるようにしただけのことであって、予想は相変わらず旧態依然の新聞予想とは変わらない。 ただ競馬場に新聞携えて行くか、家でパソコンで競馬をやるかだけの違いで予想は何も変わっていない。 それゆえに競馬ソフトとはいってもどれもこれも二束三文のガラクタばかりで胡散臭いものばかり。 結果からいうと予想方法が、アナログ競馬新聞の延長戦上で殆ど代わっておらず、馬券術もお粗末なもの。
相変わらず、意味のないアナログ思考で自己流馬券術を思いついてそれをソフト化するようなものでは、パソコンで競馬する意味がないし進歩もなく以前として現地競馬から抜け出せないでいる。
しかし、競馬はまだ誰も気付いていないもう一つの競馬がある。
もはや、競馬場では競馬をするために出かけていくところではない。 Winsは競馬の結果を聞き、競馬の投票するところで勝馬券を払戻する場所でしかない。 Winsでどくろを巻いて競馬新聞と睨めっこし、買目を決めて投票するために馬券を買うという行動パターンもする必要はない。
そんな競馬とは別にもうひとつの競馬がある。
それは、これまでのアナログ競馬ファンが土台になってくれている。毎週競馬場に出かけていく競馬ファンたちやWinsに行く競馬ファンたちの一票がオッズに反映されている。
数値上では、もやは現地観戦競馬場の世界とは一切様相が違ってくる。
もう競馬でありながら、競馬ではない別の競馬観になります。 そこには新聞から馬名を覚えることもないし、知る必要もない。 競馬ファクタも全く関係なく必要でない。
それは、これまで誰も知らない別の競馬が実際の競馬場で行われるのとは別に数字上で動いて展開されているのです。 それも決まって同じ現象パターン。
これまで新聞をパソコンでソフトにしてファクタから予想させるというやり方が、競馬ソフトでしかありませんでした。
しかし、オッズの動きを見ているとただそれは馬の順位や配当を表示しているだけのものではないのです。
人の行動パターンというのは、知ってか知らいでか知らず知らずのうちにレースにより、同じ集団行動をしている。 それが、オッズに出で来る。
つまり、【オッズサイン競馬】