◆エフゲニ・ザラフィアンツのコミュニティ。
ザラフィアンツは、とても深い音楽を奏でる孤高のピアニスト。とくにラフマニノフ、スクリャービン、チャイコフスキーなどロシアの作品が得意。現在、日本およびクロアチアを中心に活躍中。
1959年ロシア共和国ノヴォシビルスク生まれ。
学生時代に政治運動に関心を示し、ちょっとしたいたずらが当局ににらまれモスクワから追放。モスクワ音楽院への道が閉ざされるという絶望を味わうも、不屈の精神で研鑽を積み、オルスク音楽院とゴーリキーのグリンカ音楽院を首席卒業。1985年、全ソ・コンクールで第3位入賞。さらに、1993年にイヴォ・ポゴレリッチ国際ピアノコンクールで第2位入賞し、その名が世界に知られるようになる。この陰では、ポゴレリッチ夫人のとプレトニョフ(RNO)の尽力があったとか。現在、クロアチア在住。
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エフゲニー・ザラフィアンツのこのところの我が国での人気は本格的である。・・・(中略)・・・ショパンの<バラード>集やスクリャービンの<プレリュード>集は、重厚さとキレの良さを併せ持つ、「これぞロシアピアニズム」との呼び声高い評価を得ている。
『ロシアピアニズム』佐藤泰一著
p.280 東方からの風 より
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