1997年の三洋証券・北海道拓殖銀行・山一證券の経営破綻から始まったと言われる「金融危機」。政府が打ち出した金融再生プログラムの掲げた「不良債権の半減」が達成され、日本経済も好転したこともより、2006年にようやく終結したと言われています。
しかし、その間多くの金融機関と取引先は淘汰が進みました。「痛みを伴う改革」とは言うものの、無傷ではすまなかったことは改めて認識しておく必要があると思います。
また、金融危機が終結したと言っても、金融機関の度重なる不祥事は後を絶ちませんし、監督官庁である金融庁は厳しい姿勢で対応しています。
「金融危機とは何だったのか?」「金融危機が終結した後、金融機関は何をするべきなのか?」など、考察するべきことは沢山あると思います。
金融関係者、金融に関心のある方、ここで情報交換やご自身の考えを述べられてみませんか?
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2008.11.17
サブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機および実体経済への影響は、全世界に拡大しており、日本の「失われた10年」とは比較にならない程の様相を呈しています。このコミュニティ開設時には予想もできなかった事態が続いていますが、問題が現在進行形で続いている状況下で日本で起きた金融危機の教訓を活かす場がないか模索できれば、と考えています。
画像の説明
山一證券本社ビル(現、茅場町タワーレジデンス)です。