moving （movies and musicals）コミュのアネット

Annette

レオス・カラックス

アダム・ドライヴァー/ヘンリー
マリオン・コティヤール/アン
サイモン・ヘルバーグ/指揮者
デヴィン・マクダウェル
ラッセル・メイル
ロン・メイル
アンジェル
福島リラ
水原希子
ナタリー・ジャクソン・メンドーサ
古舘寛治

「ポンヌフの恋人」「ホーリー・モーターズ」のフランスの鬼才レオス・カラックス監督が第74回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した異色のロックオペラ・ミュージカル。兄弟バンド、スパークスの原案と音楽を基に、スタンダップ・コメディアンと世界的オペラ歌手が辿るダークな愛の軌跡を独創的な筆致で描き出していく。
(by Allcinema)

アネット　

ミュージカルだったのね、歌って踊るＡ．ドライバー。
彼の髪がだんだん短くなっていくなっていく話でもあったな。
アネットが人形ということは知ってたけど、精巧な仕掛け＋αには驚く。
どんな画面でも軽快なノリの音楽が結構不思議。

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ねたばれ

タイトル「アネット」は、主人公カップルの子供の名前。
アネット役は、子供ではなく人形を使用するということを事前情報として知っていたので、
心構えは出来ていたのだけど、予想を遥かに越えた精巧な人形だったのには驚きました。

ラストは人形から女の子に変わって、ヘンリーを責める責める！

両親から受け継いだのが憎しみだけなんて、
与えられた才能は捨てると宣言されるなんて、

･･･苦いね。

全体的な印象としては、
どんな展開になろうとも音楽が明るいノリだったのが不思議でした。

『殺人者』と罵られるのも、
出産シーンも、同じような軽快なリズム。

アダム・ドライバーが演じる人物（＝ヘンリー）が闇落ちしていくのは、
『そーなるよねー』というナチュラルさ。

彼のコメディアンとしてのステージは、
最初からつまんなかったよね。。

アダムの髪はどんどん短くなっていく一方、
マリオン・コティヤールは色々な髪型を披露。
髪を短くすると顔の大きさがアダムの半分か!?、という小ささ。

そして、劇中劇みたいな雰囲気も。

オープニングで、監督と美人な娘さんが登場したり、
エンディングでは、キャスト達が素の雰囲気で登場したり♬

なんだこのハッピーエンディングは･･･？と思ってしまったよ。

話についていくのに必死で、あまり耳に入ってこなかったけど、
音楽だけ聞いても良さそうな雰囲気でしたー。