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★子どもに簡単手作りおやつ★コミュの福島から子供達を守って生活している方のブログの一部です。

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はじめまして。管理人さん、勝手にトピックを立ち上げまして、申し訳ございません。
もしよろしければ、子供を持つ方達に読んでいただけるため、しばらくの間だけでも、どうぞ残しておいてくださいませ。

子供達への手づくりりんごペクチンの記事

http://www.recipe-blog.jp/viewer/item/11643962


福島から山形へ避難されている方達の生活がここに載せられています。
私は日本人で海外に住んでいますが、私に出来ることを、彼女の記事をよんで、いつも考えています。


かつて日本人が経験したことのない、大変な非常時ですから、賛否両論あると思います。
そして、たくさんのお立場からのご意見のひとつひとつが貴重なものです。
立場が違えばそれを見て傷ついてしまう方もいるかもしれませんが
たくさんの方に支えられて今の生活が成り立っているのも事実ですから
私個人としては現実は現実のものとして受け止め、
それをひとつずつ解決してゆくことが現状打破への一番の近道であると考えます。
そんなわけですのでコメント欄を開けたままにしておきたいと思います。
少し話は飛びますが、芥川賞を受賞された、この方の記事を読み、
例えば匿名であっても、自由に意見を言える場所は必要なのだな、と感じました。
そして、そこからまたいいものが生まれることが多いのだな、とも。


そんでもって、ながーくなります。お時間のある方のみ、どうぞ^^;

避難者が今受けております支援の内容、そして情報等につきまして
ご存知の方も多いかと思いますが、いくつか誤解のないように書いておきたいと思います。

■まず、無償借り上げ住宅について。
これは、山形県内の物件を県の不動産協会等が仲介、リストとしてHP上に公開しています。
それを見て直接不動産会社に電話をして直接申し込み、借り上げが決まります。
私は締切が決まっていることもあり、急いでいたので見ないで物件を決めました。
借上げの資金を山形県が取りまとめ、福島県へ報告。福島県から国へ申請をし、助成金が交付されるという仕組みだそうです。原則として1年、延長は2年まで。
現在避難生活をしている方は避難区域内外に関わらず、ほとんどが福島に住宅ローンを抱えていたり、仕事を持つ夫を福島の家に残しての二重生活。
ですので、借上げ住宅の支援がない限り避難生活を選択することは困難です。福島県内の避難先は自主避難者に対しての借り上げ住宅は認めてくださっていません。
山形県内の借り上げ住宅は、山形県の税収で負担してくださっていると思っていらっしゃる方が以外と多いのですが、実は国庫負担、日本全国の皆さんの税金で負担して頂いています。


■ほとんどの方が母子避難。
妊娠中の方、乳幼児、幼児、小学生、中学生、高校生と、ほとんどの方は子供たちの
健康への影響を考えて避難してきています。仕事のあるご主人を福島へ残してきている
わけですから、逆単身赴任のようなものですが会社都合ではないため会社からの補助もない。
また、ご主人が働いてくださってはいますが、二重生活の資金は約10万円ほどかかります。
(夫と別々の光熱費・通信費・食費、燃料費、夫がこちらへ通う時の交通費、環境が変わり、
新たに購入せざるを得ない被服費・教材費・雑費など)
皆さん、学資保険まで使いながら貯蓄を切り崩して生活されています。
その中での医療費一時負担、風邪薬をもらうのに一回に1500円ほどかもしれません。
でも、その医療費は大切な避難先での生活費の一部です。
申請すれば戻ってくるものなのですが、その1500円をぐっとこらえて様子を見る、
そういうお母さんもいらっしゃいます。
1500円我慢すれば、家族何日かの食費になるからです。


医療費申請の問題に関しては、各市町村での窓口業務・処理業務の負担の問題も。
郡山市では、県外での医療費申請書類が増大しており、担当者の方々が遅くまで残業をして何とか処理しているところだそうです。
非常時なのに、平常時の申請方法のままとなっているため、このような無駄が生じている。
申請する側、それを処理する自治体側にとっても、改正すべき点のように思います。

■じゃ、働こう、そう思った時に山形県内の保育施設、待機児童の問題もあります。
働きたいけれど、いくら広域保育を認めて頂いたとしても、
元々住んでいる方よりも先に保育所に入所する、などということは、
やはりお世話になっている立場として配慮すべきことだと重々承知しております。
しかし、預け先がなくては、やはり働くことは困難です。
実家さえ、福島にある方、遠方の方が非常に多くいらっしゃるからです。
まず預けようと思っても、貯蓄を切り崩し、一時金が生活費に回っている状態では、
中々しんどいものがある。
子どもの年齢、人数によっては、保育料を支払うために
働いている状態になる方も数多くいらっしゃいます。
預け先の問題については、避難者同士で解決の糸口が見つかればいいと思っている所です。

双子ちゃんをお持ちのお母さん、福島に住んでいた時は市立幼稚園に通わせていて、
2人で1万2千円ほどの負担で済んでいました。ですが、私立となれば2人で5万円。
やっぱり通わせられない。5万円は大切な生活費だからです。


■避難者なのに、割と小奇麗な服装をしている人がいる
原発事故での避難者については、津波被害などにより家や家財を流されてしまった
被災者の方たちと異なり、家も、家財も残ったまま避難してきています。
ですので、衣類などは自宅から今まで使用していたものを引越し時に持ってきた方が
ほとんどなのではと思われます。
しかしながら、皆さんいつもきれいにはしてらっしゃいますが、
子どもさんのものは別として、個人差はあれどお母さん方が新たに
いろいろご自分のものを購入できたりするような経済状況であるようには思えません。
それぞれに工夫し、つつましい中での楽しみを見つけようとされている方たちばかりのように思います。
中には自営業の家へ嫁いだこともあり、福島へ通いながら仕事をこなし避難生活を送られている方もいらっしゃいます。
それでも交通費(新幹線代、ガソリン代)や雪道事故のリスクなどを考えると大変なものではないかと思われます。


福島にいたときには普通にできたこと。
幼稚園に通ったり、風邪をひいたら病院へ行ってお薬をもらったり。
温かいお湯が使えたり…。
そのくらいはできたらいいな、と思うのです。


福島の避難者を我儘とお感じになる地元住民の方もたくさんいらっしゃることでしょう。
地元とのバランス、郷に入りては郷に従え、という言葉もあります。
避難を選択した方はできるなら避難生活を継続させたいとお考えの方が殆どです。
また、これから避難を望む福島の仲間を手助けしたい、そして福島で頑張ってくれている
仲間たちを、何かサポートできないかと考えています。
そして皆、いつかは福島へ帰りたい。ですが、放射能汚染が消えるわけではなく
帰還しても健康被害への不安は消えません。
それは今、福島に残る人たちみんなが抱えている大きな問題です。
これは長期に渡り、消えることはありません。
人類史上、例を見ない事故。不安なまま、皆がそれぞれの道を選択し、
大きなリスクを抱えて生活しています。
そんな中でストレスが溜まり、普段のその方とは違う荒れ方をしている方も
中にはいらっしゃるかもしれません。
要望を出すときに地元の方とのバランスまで配慮できないことがたくさんあり、本当に申し訳なく思います。


先日、山形県議会議員の石黒覚先生と吉村和武先生にお会いする機会を頂きました。
その時に先生方が仰ってくださった言葉。
「与党とか野党とかという枠を超えて、避難者の方がお困りのことを
どうぞ率直にお話し下さい。
今回の放射能汚染の問題に関しては、福島、山形などの枠を超えた大きな問題です。
1000年に度の大地震があり、福島にあった原子力発電所が爆発し、
広大な大地が汚染された。山形は隣の県ではありますが、たまたまその被害を
免れただけで、福島の方たちをこれだけ受け入れることが出来た。
こういう事態が起こり、避難者を受け入れた時に行政レベルで何をどうすることが必要か、
災害マニュアルの策定をしておくことがこの時代に生まれた我々の使命であると思っています。ですから、遠慮なさらずに率直なご意見をお聞かせください。」

ありがたくて、ありがたくて、何と申し上げたらよいかわかりませんでした。
本来なら、福島県の県議さんにこのように言って頂きたかった。
「行政レベルで避難者のために出来る支援策はありませんか?
我々も皆さんと同じ福島県民です。官、民の枠を超えて、求めるべきところは
皆さんと一緒になって国と東電へ求め、今後の福島について考えて行きたい」と。

原発が54基もある小さな島国日本。
豊かな生活(本当に豊かだったかどうかは疑問だけれど)と引き換えに、
本当に大切な故郷を、人を、海を、大地を変えてしまったたった1か所の原子力発電所。
どうか福島だけの問題ではない、と捉えてはいただけないでしようか?

我儘かもしれませんが、福島の行政が避難者になかなか目を向けてくださらない今、
今少し、助けてくださいとお願いするしかありません。
山形の皆様。いつか必ず、私たちが自分の足で駆け出した時、恩返しさせてください。
余裕がない避難者の方も多く、嫌な思いをされることもあるかもしれません。
力のない自分が本当にいつも歯がゆいのですが、
少しでも光のある方向へ進めるよう、そして、元のうつくしい福島を取り戻せるよう
前を向いていきたいと思います。

そして、なるべく早く支援がなくても自立できるよう、福島の明るい未来を創りたい。
ヒューマニズムと地元愛。どちらも大切に生きていきたいのです。

私たちもできることからなるべく自分たちで努力しますので…。
どうぞ宜しくお願い致します。


長文、読んで頂きまして、感謝。

こちらより。http://mikttymama.exblog.jp/17127580/

テレメンタリー2011
「母親たちの選択〜放射線に引き裂かれた暮らし〜」

http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/

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