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東京農工大学コミュの経済的な理由のため大学院をあきらめようとしている方へ

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現在韓国の大学院で博士課程をやっています。
現在、日本人は僕一人です。
2年後には卒業する予定なので日本人の後釜を母校に求めてトピック立てさせていただきました。

光州科学技術員という大学で、韓国の南側のほうに位置しています。
詳しくは http://ewww.gist.ac.kr/ を見ていただければわかるのですが、めちゃくちゃ留学生が多く、授業は全部英語です。国が生活費もサポートしてくれます。韓国に行く飛行機の片道チケットまで出してくれます。授業料は無料です。だから学生なのに質素に暮らしていれば働かずにお金がたまります。(もちろん、入学料とかそういうのもありません)。

研究のレベルは国内でも高いです。こんな全額サポートの大学院ですので国内での競争率は超高いです。ところが国外ではあまり知られていないため、英語の成績、大学のレベル等で審査され、比較的簡単に受け入れるケースが多いです。というわけで留学生と韓国人の学力の差が時々問題にもなるのですが。。。。


ここからは個人的な体験ですので参考までに。

1.海外出張が多いです。今まで北京、フロリダ、ハワイ、ミネソタへ、学会や実習を含めトータルで2ヶ月くらい行っています。もちろん、学校が飛行機代、生活費、おつりが出るくらいサポートしてくれます。海外実習が重なり余ったお金でノートパソコン買う人が多いです。

2.ポスドクを海外で考えている方にはチャンスです。うちの学校の教授は全員アメリカやイギリスで博士課程を修了した方たちです。簡単にポスドク先を紹介してくれます。まだ、卒業もしていない僕ですら、もうミネソタの教授からオファーをいただいています。

3.外国人という立場であるため、研究に没頭できていいです。「つきあい」とかそういうのを「時間の無駄」と考える方にはお勧めです。

4.やっぱり、経済的なサポートが一番大きいですね。お金が一円もない状態で初められる学校なんて日本にはないですからね。

5.韓国人の教育システムは厳しいです。やっぱりお金もらって実験しているわけですから、みんな必死です。実験テーマが2個3個なんてのは当たり前です。僕は修士のときBio-transformationとheavy metal remediation を同時にやっていました。卒論は金属除去の実験、論文発行はもうひとつのほうの実験でJ. Agric. Food Chem に出させていただきました。ある学生は修士のときにInternational Journalに7つ出したと聞いています。そして博士課程、説明するだけでブルーになるのでやめときます。

6.日本での就職に不安です。実力重視の世界であればどんな論文が、どんなジャーナルへ何報でたかでしょうが、実際のところ本当にそうなのかは疑問です。

7.英語はできるに越したことはないです。入学基準はTOEIC750点(多分)と低く設定してありますが日本人は英語ができないと基本的に思われているので、「あ〜、やっぱり日本人だ」なんて思われないようなくらいでないとストレスたまるかもしれません。ちなみに韓国語と日本語にているので1,2年もすんでれば韓国語で会話するほうが楽になると思いますが。


こんなところです。
興味のある方、気軽にメッセージください。相談くらいにはのれると思います。
あ、ちなみに僕は農学部応用生物卒です。

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