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レイモンド・チャンドラーコミュのイベア・コンテリース「マーロウもう一つの事件」

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 っていう奇書が昭和63年(1988年)に角川文庫から出版されているのをご存知ですか?

 本編はパロディなんだかオマージュなんだか訳の分からない「マーロウ」小説。

 付録の「チャンドラリアン・クイズ」(トリビア・クイズ)なぞ(解説の)小鷹信光氏でさえまともに答えられなかったという位の"超チャンドラーマニア向け"本。

 ホントは別にこの本について語りたい訳じゃ無いんですが、取っ掛かりとして如何なもんか?と標題に掲げました。

 つまり"パロディ"や"オマージュ"作品なんかを語って行きたいな、とやっと本音が出ました。
 では、よろしく!

コメント(28)

 先ずメジャーなところで
ロバート・B・パーカーによる

「プードル・スプリングス物語」
「夢を見るかもしれない」(文庫版では「おそらくは夢を」)

 「プードル〜」はチャプター4まではチャンドラーの遺稿が遺されていた訳ですし…。
 「夢を〜」も「大いなる眠り」の続篇ということで全くのオリジナルと言うわけではないし、翻訳家の方も「チャンドラー訳者」というわけでもないし、(文体等)多々ご不満もあるとは思いますが、
 単刀直入に如何なもんでしょうか?

 ちなみに私は二作品とも面白く読ませていただきました。

「フィリップ・マーロウの事件」

http://m.mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=22347840&id=1925470485&

 
 紹介させていただいた本のハヤカワ・ミステリ文庫版のAmazonのURL

「プードルスプリングス物語」
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4150756694/ref=mp_s_a_1_1?qid=1399954176&sr=1-1&pi=AA64

「おそらくは夢を」
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4150756902/ref=mp_s_a_1_1?qid=1399954395&sr=1-1&pi=AA64

「フィリップ・マーロウの事件」
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4150704562/ref=mp_s_a_1_1?qid=1399954505&sr=1-1&pi=AA64

 他のトピで
NHK土曜ドラマ(21時〜)
 浅野忠信主演
「ロング・グッドバイ」
が取り上げられていますが、その脚本を元にハードボイルドミステリ作家の司城志朗が小説化した

 ハヤカワ文庫JA
「ロング・グッドバイ〔東京篇〕」
が、
レイモンド・チャンドラーのトリビュート作品、オマージュとして良く書けていると思います。

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4150311560/ref=mp_s_a_1_1?qid=1399954657&sr=1-1&pi=AA64

 未だドラマ放送が終了していないので(併せて読んでいるため)読了はしていませんが、オススメです。

>>[004]

 つまり『他の作家の書いたとこ』はどーでもいーから
「プードルスプリングス物語」のチャンドラーが書いたとこだけ、や「マーロウ最後の事件」だけ読みたい…
っつうことですか?
 気持ちは解りますが…。そういう本は無いです(笑)。

>>[008]

 な〜んだ。既にふたつとも持っておられるんじゃありませんか!
 私も昌文社版で「マーロウ最後の事件」は読みました。
 「プードル・スプリングス物語」はロバート・B・パーカーが書き足した版が初めてだったのですが(文体が似せてあるらしく)違和感なく終わりまで読んじゃいましたよ(笑)。

>>[010]
 ん?、すると(コミュ違いですが)
フィリップ・K・ディック
レイ・ネルソン
 合作
「ガニメデ・テイクオーヴァー」(来月邦訳発売)
 や
フィリップ・K・ディック
ロジャー・ゼラズニイ
 合作
「怒りの神」
 とかはどうでしょう?

ベンジャミン・ブラック「黒い瞳のブロンド」2014年
ローレンス・オズボーン「ただの眠りを」2020年
がハヤカワポケミスから出てますね。
 前者は読みましたけど、ラストがね〜、「ロング・グッドバイ(長いお別れ)」の余韻を台無しにするというか…(すぐに依頼人と?しちゃうとか…)(笑)。ブッカー賞取った作家にしては、考えてない、というか…。私は認められないなあ。
 後者はこれから読みます。


 さて、レイモンド・チャンドラー以外の作家の手によるフィリップ・マーロウ物を、話題にするトピなので、他の方々のご感想ご意見が欲しい所なのですが、待っているだけでは埒が開かない。
 そこでmixiには不参加のチャンドラー・ファンの友人に上記二冊プラス、ロバート・B・パーカー「夢を見るかもしれない(文庫化の際「おそらくは夢を」に改題)」を読ませて反応を見よう、と古書店で三冊を購入(ポケミスは古本でも高い)(泣)、郵送してみました。「ゆっくり読ませてもらう」とのことなので時間が掛かるんだろうけど、感想待ちです。楽しみです。
 あれ?写真が入らなかった。では、私がこれから読む「ただの眠りを」の書影を載せておきます。
 皆様のご感想ご意見お待ちしております!
 畏友U君に送るべくまたネット古書店で、チャンドラーの遺稿をパーカーが書き継いだ「プードルスプリングス物語」(ハヤカワ文庫)、チャンドラー自身の「マーロウ最後の事件」(昌文社)及び、米現役作家たちが書いた短篇集「フィリップ・マーロウの事件」(同文庫版)を入手、第二弾を準備したら、U君入院中ということ途方に暮れている。
 どなたか、ここらでご感想ご意見をカキコしてくださいませ。以上六作を読んだ方は居らっしゃらないのか?心持ちにしております。
 畏友U君が退院するとゆうことなので、先日送る準備をしていた三冊を取り止めて「フィリップ・マーロウの事件」1・2巻をレターパックライトで送った。
 1巻はネット古本屋で意外と安かったんだけど、2巻がなかなか無く仕方無い、ヤフオク!で落札したのだが高くついてしまった(笑)。
 この二巻本はなかなか楽しい。文庫版は序文やcutされている作品も多いので元本(ハードカバー)を読ませたかったのである。(時間はかかるだろうけど)感想が待ち遠しい。という私も2巻目は読みかけなのだけどね。
↑「フィリップ・マーロウの事件」1・2の帯の惹句(かな?)がネットに有ったので載せておきます。
>現代の気鋭作家たちの新たなストーリーに乗って、フィリップ・マーロウの心と時代が躍動する。画期的な試みで誕生した記念アンソロジー。レイモンド・チャンドラー生誕百年記念出版。
‎早川書房 (1990/2/1)
>子供たちの父は、チャンドラーだった。その友は、フィリップ・マーロウだった。彼らの熱い思いがマーロウをここに蘇らせた。レイモンド・チャンドラー生誕百年記念出版。
‎早川書房 (1990/2/1)


 畏友U君、無事退院した。ヂャストタイミングで本も届き、あとは気長に感想を待つだけです。
 さて、U君に既に5冊も本を送ったんだけど、やっぱりこれも読ませたい。どうしよっか?と悩んでおります。
(もちろん古本屋で購入したので帯は無しです)
↑U君にeメールしてみた。返事は「5冊ももらったので、もういいです。短編を二話読んだだけです」というものでした(泣)。
 閑話休題。私はチャンドラーの短編全集を二揃い持っている。創元推理文庫の稲葉明雄氏の訳、四冊本とハヤカワ文庫HM のいろんな翻訳者が訳した(本国アメリカで)雑誌掲載順に編まれた(編年体)同じく四冊本と。面白いのは稲葉明雄氏の全集で、氏の好きな順に翻訳していったら、結局全短編を訳してしまったという。 (ちなみに探偵モノではない「イギリスの夏」は入っていない。これは純文学(アメリカではmain-stream主流文学)を目指して書かれた)これは私は20代で読んだ。ハヤカワ文庫HM版は最初の三人称で書かれた「ゆすり屋は撃たない」だけしか読んでいないが。
 チャンドラーはこれら多数の短編で文章を磨いた後に、長篇「大いなる眠り」を書き上げた。主人公は「カーマディ」等々の名で統一されてはいないが、後にチャンドラーは「全てフィリップ・マーロウの物語だと思っていただいてよい」と語っている。
 ご存知のように長篇2作目「さらば愛しき女よ」からチャンドラーは過去に発表した短編を組み合わせて、その隙間を新たに書く実験的な作法をとるようになる。「高い窓」「湖中の女」がその手法で書かれた。なので短編を読む楽しみのひとつに、どの短編がどの長篇に使われているか、探すことが挙げられる。(続く)
(続き)あれ?この短篇を長篇に流用する作業のことをチャンドラー自身はなんて呼んでいたっけ?忘れとる(汗)。文献探さなきゃ(笑)。
 文中「短篇」と「短篇」を使っておりますが、ちゃんとした使い分けをしている訳ではありません。テキトーです。すいません(笑)。
↑「短編」と「短篇」でした。すみません(爆)。
>>[25]
 ありゃりゃ?文献が見付からない。何だっけ?「煙突掃除」じゃフロイトだし「どぶ浚い」ではないし「腐肉漁り」ではハイエナだし…。知っている人は答えを教えてください。

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