大切なもの〜SOPHIA HEART TOWERコミュのTITANIC the musical〜my 航海4日目 1/26夜の部＜ネタバレあり。あり。＞

TITANICに乗船するため、またもや行ってまいりました。
そう、後輩のＨつんに仕事をお願いしながら、見送られながら。






今回は、乗員や航海士の目線でみたTITANICを
そして設計士アンドリュースとの想いの絡みを味わってきました。



簡単に感じたことを書きとめておこうと思います。。。






まっつん(松岡充サン：SOPHIA)アンドリュースのソロ。
あれ！？違う・・・なにかが違う。
声の張り、声の通り、なにより声が生き生きしていました＾＾
国際フォーラムを包み込むような、そんな歌声。
これを聴いて私はワクワクしました。
今日はこりゃぁ一番いけるんではないかって。。。




その次に岡さん演じるボイラーマン、バレッド登場です。
岡さんの歌声は吸い込まれる。
岡さんの中にはいっていくような感覚。
一気にストーリーの中にはいっちゃいました。



岡さんのシーンで最高なのは、
やっぱ「愛して〜る〜♪」って階段で歌う場面。
絶対フォーラムの外まで聞こえてるよ・・・と思うくらいの声量。
もう、やられまくりです(笑)
歌声を聴いただけで自然にボロボロ涙が止まらないっ。(ノ_<。)うっうっうっ



最後のボートの場面でも
岡さんの歌声で
その場面が一気に包まれてしまう。表現されてしまうのだ。。。
この人は凄すぎる（＞＜）



岡さんのCD聴いてみようかと思います＾＾




そしてみなさんの台詞や動きが24、25と違うぞ・・・気合を入れなおしたか〜＾＾




今でも
進め〜(進め〜←合いの手のここまっつん歌ってます)前進〜TITANIC〜♪＜Godspeed Titanic＞
これ頭の中ぐるん、ぐるんまわっていますｗ



しつこいですが＞かなりしつこい(笑)(=^_^=) ヘヘヘ
もっと違う角度の
造る側の角度からみたTITANICを期待していたので
ストーリー、脚本、演出では不満バリバリありますが
ちょっとそれなりにはまっちってるかな(笑)




岡田浩暉さん演じる一等航海士マードック。
若くしてここまで上り詰めるというのはかなりの頭脳と腕をもった人だと思う。
だけど最後の方は船長に報告できない状態にまでなってしまう。



操舵手やボイラー室に指示していたマードック。
舵から手が離せなかったのは、どんな気持ちだったのか。。。
こんなことになるはずじゃなかったって想いと
もう少し早ければ回避できたこの事故に対しての想いと
お客様に対して申し訳ないという想い。
銃を手にして胸ポケットに入れたときは、
どんな想いで銃を胸にしまったのか。
それを最後にボートにお客様をのせるときに発砲してしまう。
混乱を沈めるためだけだったのかなぁ。。。
最後まで責任は自分にあるって思ってただろうし。
言葉では言い表せない想いでTITANICと沈んでいったかと思うと
マジで苦しくなる。



このTITANICの行く先を握っていたマードック。。。
考えただけでも重いし苦しい。。。



その姿をみてフォローする二等航海士、三等航海士の方々にも
心打たれました。




鈴木綜馬さん演じる二級通信士ブライド。
ちょっと内気な性格だけど融通はきく＾＾
無線に出会えたことによって夢と希望と喜びを持った。
世界中いつでもどこでもいけるんだからね。



バレッドとブライドの歌の掛け合いはいい！＜The Night Was Alive/The Proposal ＞
未だにチッチッダチッチッチ〜♪とブライドの歌が残っています。
落ち着いて聴けるし、心がすーっとキレイな気持ちになれる。
自然に涙でてくる・・・
このふたりはさすがだと思う場面です。



ブライドは一番最初に氷山の情報をつかんだ。
それを一等客が食事しているところに伝えに行った。
船長がそこにいたからなんだけど、そこで伝えちゃダメだよ＾＾
そりゃぁ、怒られるｗ
お客様の前だからね、気を使わないと。。。
時間がなかったから、あせってたんだろうね。
何度伝えても取り合ってくれないし。。。
氷山にぶつかった時はせつなかっただろうな・・・情報を伝えていただけに。。。




松原剛志さん演じる見張り役フリート。＜No Moon＞
このTITANICを造る際、双眼鏡は設置していたのだけど
実際には肉眼確認。
なぜそうなったかはわからないけど。。
スピードもがんがんあげていたときだし、
そりゃぁ氷山をみつけたときにはすでに遅し。
舵をおもいっきりきっても間に合わない。。。



自分がもっとはやく氷山を見つけていれば・・・って歌っていました。
このフリートさんは晩年自殺しちゃうんだけどそれを考えただけで
胸が詰まってしまった。
フリートさん、きっと生きていて辛かっただろうな。。。




50人近くの10代半ばのベルボーイが誰一人逃げることなく
最後まで仕事をしていたっていうような
台詞があったけど
ここにもジンジンきてしまいました。
この代表するベルボーイを演じていた原田優一さんの明るいキビキビした少年らしい
演技にも目を惹かれました。



最後のボートを出しましたって船長に報告するシーン。
船長が同じ名前だって喜んで勲章をその原田さんに渡すシーンは泣けるっ。（＞＜。）。。




藤木孝さん演じる一等客の客室係エッチズ。
極致にたたされながらも
最期の最後までお客様に対していい航海を・・・じゃないけど
自分の仕事をまっとうする姿、というよりお客様のことを大切に思っているからできる姿勢。
そしてその一等客のストラウス夫妻に感謝の意を伝える。。。
尚且つ、どんなときでも冷静。
マジ、これには頭下がります。
自分のことより、相手のことを思うエッチズさんの想いは
強烈に私の印象に残っています。（T_T)
これは見習いたいです。。。




私がもっと取り上げていただきたかったバンドマンのシーン。
ちょくちょくバンドマスター浜畑賢吾さんが出てくるんだけど
オータムとか歌いながら。
でも人々が逃げ惑うときに
音楽は人を和ませる・・・このひとことだけだったけど私は胸がつまった。
バンドマンの方々も自分のことより、お客様のこと、相手のことを考えている。
命をなげうっても最期まで演奏し続ける・・・〃；＿；〃グスン
ほんとこのTITANICではあまりシーンとして取り上げていなかったし、
その台詞を言った後、船の船首に行って演奏してしまうので後ろ姿だけだけど
その後ろ姿に涙してしまった★




トーマスアンドリュースは、このTITANICを造る側だけど、
航海というのはこういう乗員の方々がいて
出航というスタートラインに立てるものです。



アンドリュースはこういう乗員の方々をせつない目をして観ていました。
完璧なものを造ったつもりでも
まだここの設計にミスがあるのではないか
ここにも
ここにもって思ってたかもしれないけど
実際に設計検討を再度したところがいいという箇所があったかもしれない。



だけど改めてアンドリュースは
こういう乗員の方々の力があるからこそ、
世界一のTITANIC号になったんだって
船が沈むとき確信したんじゃないかな・・・。
まっつんからそういう風に感じました。



そういうのもあってか
最後のまっつんのソロ＜Mr.Andrews'Vision＞を聴いたとき感動しちゃって（ρ＿；）ヒックヒック
気持ちもすごくはいってたね、まっつん。
すごく伝わってきたよ。。。



このTITANICは
お客様の夢と希望をのせて出航したわけじゃなく
乗員の夢と希望ものせて出航したんだね。
全員の夢と希望をのせて。。。



今までの16,24,25日と観てきたけど
一番よかった。。。




カーテンコールのとき、まっつんは2階の中央にいるんだけど
そのとき、オペラグラスで観たら
まっつん、目がうるうるしていました。
それを観たら胸いっぱいになっちゃったぃ・・・（TωT）ブヒー
一番最後に階段から降りてきて大澄さんとにこっとアイコンタクトしてました。



そして舞台中央にきたときもうるってた★
感情がそれだけ入っていたんだね。。。




後から聞いたんだけど台詞でカンダところがあったらしいけど
全然気づかなかった・・・
すごく入り込んで観ていた私です＾＾；




この日26日は、役者さんみんなキレがよかったです。
ノリが違うっていうのかな。。。
とても満足しました。
舞台は生もので日々進化するんですね。
細かい演出の変化を入れながら。。。




まっつんもアンドリュースにどんどんなってきています。
動き、仕草変わってます。。。
やってくれる男ですわ。。。
それがとてもうれしい今日この頃。
強いて言えばちょっと偉そうで恐縮だけど
目線の使い方をもっと
工夫するといいのではないかとおもちゃいました。
ごめんよ、まっつん。素人が偉そうで。。。

がんばれーｐ(*^-^*)ｑ がんばっ♪



でもほんと私も負けちゃいられんと思うのであります(笑)




さぁ、私の千秋楽は2/2です。
思いっきり乗船してきます。



後輩Ｈつんや同僚、取引先のみなさん、ご迷惑かけます。ぺこり。




PS
＜Still＞を歌の時、光枝明彦さん演じるストラウスが白いナプキンにグラスを包んで
足元に置き足で踏んづけて壊すんだけど
今回は本当に割ったように見えた。。。
今まで割ったふりだった気がします。。。
そういう細かいところからも演出をどんどん変えているんだなぁ・・・。



さぁ〜てと、この間夜中にフジテレビでやっていたTITANIC特集でも観ますか(笑)