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西本聖(新オリックスコーチ)コミュの巨人退治は西武・岸に学べ

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岸にできて、なぜ他球団の投手にはできない?! 巨人はセ・パ交流戦で、初戦こそ“絶対的巨人キラー”の西武・岸孝之投手(25)に9奪三振1失点完投を許し敗れたが、以後の3試合は計12本塁打の乱れ打ちで全勝。対照的に今月2日にいったん首位を奪った阪神が交流戦1勝3敗で3位に陥落し、2位(中日)との差を4ゲームとした原巨人に下馬評通り、独走気配が漂いはじめた。(宮脇広久)

 16日の巨人vsロッテ戦(東京ドーム)終了後、ロッテの西本聖投手兼バッテリーチーフコーチ(53)の目は怒りで充血していた。

 「いったいなんのために西武の岸のビデオを見て研究したのか。巨人打線が強力といっても、事実ホームランを打たれていない投手がいるじゃないか」

 今月12日の巨人戦で完投勝利を挙げた岸は、過去の交流戦、一昨年の日本シリーズを含め計5試合4勝0敗、38回2/3、4失点、防御率0・93と完璧に抑え込んでいる。何より、史上最強ともいわれる顔ぶれをそろえ、本拠地は左中間と右中間の奥行きが極端に狭く本塁打が出やすい東京ドーム、事実今季も12球団断トツのチーム本塁打61(40試合)を誇る巨人打線に対し、まだ1本の本塁打を許していない。

 いまや巨人以外の11球団は「巨人の抑え方は岸に学べ」とばかりに、目を皿にして岸の投球を研究しているのだ。

 とはいえ、岸が11球団に1人ずついれば巨人と対等以上に戦えるだろうが、そうはいかない。岸と同じように投げようにも、球威もコントロールもカーブのキレも違う。この日のロッテ先発の大嶺祐太投手(21)も、初回にいきなり阿部の先制3ランを食らって出はなをくじかれ、味方打線が同点に追いついてくれた直後の3回には、先頭の小笠原から被弾。この回限りで無残にKOされた。その後も救援陣が坂本、ラミレス、高橋に次々と外野席へ運ばれたのである。

 「岸がなぜ巨人を抑えられるのかといえば、ワンバウンドになるようなカーブを振らせているから。ところが、大嶺は簡単に本塁打されるようなコースへ投げる。これまで(巨人戦以外)も、似たような失敗ばかり。本人は『わかっています。ボールにするつもりが高めへ抜けてしまった』と言うが、おれたちはアマチュアじゃない、プロだ。何度やってもできないのは、わかっていないに等しい」。西本コーチは地団駄を踏む。

 大嶺が発展途上で、現段階で岸ほどの制球力、精度がないのは西本コーチも先刻承知の上。それでも「大嶺は阿部に先制3ランを浴びる直前、ラミレスに対してはボール球のチェンジアップをファウルさせた後、ストレートで見逃しの3球三振に仕留めている。やれば、ああいう攻めもできる」からこそ、あえて厳しく注文をつけるのだろう。
2010/5.17 zakzakより

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20100517/bbl1005171600006-n2.htm

 西本コーチ自身は現役時代、ドラフト外で巨人に入団し、沢村賞、最多賞、日本シリーズMVPなどに輝くまで登り詰めた。その後中日、オリックスを渡り歩いたが、現役最終年の1994年には春季キャンプで入団テストを受けて巨人へ戻り、1年間背番号90を付けた。通算勝利数はドラフト外入団では史上最多の165。プロ根性、執念、巨人のユニホームへのこだわりはひと一倍で、それだけに「プロである以上、自分も敵も家族を背負って戦っている。もっと死にものぐるいでやらないと」と自軍投手陣が歯がゆくて仕方がないのだ。

 この対巨人2連戦を迎えるまでパの首位を走っていたロッテをもってしても、巨人打線は止められなかった。巨人OBの本紙評論家、須藤豊氏は「巨人は現実にこうしてセ・リーグの首位を走っている以上、口には出さなくとも、日本シリーズを想定して交流戦を戦っているのは間違いない。以前はオールスターで、日本シリーズに出てきそうなチームの主力を観察したものですが、いまは交流戦が格好の場。そんな中、岸は日本シリーズへ向けても巨人に強烈な苦手意識を植え付け、他の投手はカモのイメージが残ったということ」と指摘する。

 このままやられっぱなしか、それとも第2、第3の岸が現れるか。

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