Q2.What is the reason for selecting the field of study chosen?
○自分が好きな事はなんだろう?やりたい事はなんだろう?これを初めて考えたのは中学三年の、高校受験の時でした。僕は大学進学に適した普通高校に通おうか、グラフィックデザインを学べる工業高校に通おうか迷っていました。けれど、本当に自分に正直になって深く考えたとき、普通高校でレベルの高い数学や社会を学ぶよりも、工業高校でイラストを描いたりデザインを学んだ方が楽しそうだなぁと心から思いました。僕の選択は当たっていました。高校では印刷、シルクスクリーン、写真、Illustrator、Photoshopを主に学びました。知識や技術が身に付いた僕は、Mackintoshでの作品づくりやTシャツプリントを楽しみました。 ところが、2年生に進級したあたりから隣のクラスの、服飾デザイン科の友達の影響で少しずつファッションデザインに興味がわいていきました。彼らと共に洋服検定や和服検定を受けるようになった僕は、自らの手で洋服を作る、また、作れるという喜びをおぼえ、どんどんのめり込んで行きました。2004年4月1日のエイプリルフールには"True or False"と題して、ダンスクラブを貸し切ってのファッションショーを行いました。企画、衣装の制作はもちろん、モデル集めや舞台照明の設置など全てを先生や学校の助けを借りずに僕たち生徒だけで実行しました。その3ヶ月後にアメリカの高校に留学した僕は、課題研究発表で今度は自分一人でファッションショーを行いました。2004年12月から2005年5月にかけて企画、デザイン画、モデルとスタッフを準備して、5着の衣装を制作し、カフェテリアでプチファッションショーを披露しました。ショーとは別に、ファッションの歴史や美の移り変わり、現代ファッションになどについてプレゼンテーションも行いました。この頃、だいぶ英語には慣れていましたが、普段のカジュアルな会話とは異なるプレゼンテーションでの英語はやはり、かなり難しかったです。ですがそのすべてのプロジェクトを終えた後、今までに感じた事のないような達成感と共に、僕はますますファッションデザインの虜になっていました。もっと深く学んで技術を身につけたい、美しいデザインを描けるようになってそれを正確に形にできるようになりたい、そんな強い気持ちからファッションデザインの勉学を熱望しています。
Q3.The plans for further study and/or employment after completion of your first degree.