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The Decemberistsコミュの久しぶりに The Mariner's Revenge Song 聞いてみませんか

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きのう ライブDVDを見てたら この曲の時
さめの口みたいなのが出てきて みんなとっても楽しそうなので
何の話か知りたくて 歌詞を日本語にしてみました。
私は 音楽は歌詞よりもリズムで選んでるんで 初めて歌詞と向き合って
話の流れが結構ショック!!でした。
ので、皆さんとシェアすべく 訳をここに残していきます。(マイナーなバンドなので
The Decemberistsを知ってる時点で英語OKな方ばかりだと思いますが。)
どうぞ久しぶりに聞いてみてください。


<翻訳について>
私はプロの翻訳家ではないので、単語一つ一つ訳するよりも 大まかな現代語訳をしています。またThe Decemberistsの歌のいいところは 古い英単語を使うところであって、そういったニュアンスの日本語訳を私はできないということをお心置きください。一応アメリカ人にきいたのですが、大幅に意味が間違ってたらぜひ教えてくださいね。

*********************************************************************************
The Mariner's Revenge Song


船に乗ってた者の中で俺ら二人だけしか 生き残ってないみたいだな。
この鯨の腹の中で
天井の梁のような鯨の骨に囲まれ
カーペットのような鯨の腹の中で
しばらく時間つぶさなきゃな(=殺すための時間がしばらくあるみたいだな)

あんたはおぼえてないだろうな
俺は3歳の子供で
あんたは18の若者だった。
俺は子供だったが よーく覚えてるさ。
あんたと俺の過去がどうつながっているか教えてやるさ。
当時あんたはこまったやつだったらしいな。
有り金全部 売春とバクチで はたいてしまって。

あんたは あかぬけてても安っぽいという
雰囲気のやつだった。
親父を亡くした俺の母は あんたにほれてしまった。
そして あんたを家に住ませ世話までした。
(親父が死んでまもなくなのに)
親父のぬくもりの残ったベッドも 
いまとなっては おまえのけがれでいっぱいになった。
時がたち あんたは借金まみれのアル中となり
母さんを見捨てた。
文無しの肺病男よ。

あんたは バクチの借金だけを残して姿をくらませた。
そのせいで 母と俺の唯一の財産である我が家を国に取られてしまった。
母さんはその後 気がおかしくなってしまった。
そしてある春の日 俺のいとしい母さんは死んじまった。
死にぎわに俺の手をとって 母さんはこう哀願して 死んでいった。

「あいつを見つけて 柱に縛り付けて
骨を粉々になるまで 叩き潰してやっておくれ
そして (墓)穴まで引っぱってやれ
気がついたら 自分の墓のなかで裸で だしてくれと棺おけを引っかいてるいるだろう」

それから (母の死の悲しみを我慢できるまで) 15年たった。
俺は路上でホームレスとなって生き延びていた。
そして、気の毒に思った教会の人が俺を礼拝所の掃除がかりにしてくれた。
教会で聖職者たちと働く間も 一秒も復讐のことは忘れなかった。

とある日 偶然聞いてしまった。
捕鯨船の船員が聖職者に懺悔をしていた。
その船員の乗ってる船の船長が 勝手したい放題の残虐な奴で
その特徴は 100% お前に間違えなかった。
次の日 俺は民間の武装船に乗り込んだ。
風の音のなかから また聞こえてきそうだった。

「あいつを見つけて 柱に縛り付けて
骨を粉々になるまで 叩き潰してやっておくれ
そして 穴まで引っぱってやれ
気がついたら 自分の墓のなかで裸で だしてくれと棺おけを引っかいてるいるだろう

母さんは あんたがこうやって敵討ちをしようと海にいても
ずっと見守っているからね。」

そして とうとう運命の晩が来た。
12ヶ月海を旅し やっとお前を見つけた。
お前の船に 俺の乗った船を横付けた。
俺は銃の手入れをしていたところだった。
すると 真下からものすごい音がしてきて
海が大揺れ 空は漆黒に変わり 俺の船の船長がおののいていた。
なぜなら 怒り狂った巨大な鯨が牙を私たちに向けむかってきていたのだった。


どう俺が生き残ったのかはわからない。
船員たちはみんな 鯨に噛み殺されていった。
俺は鯨の歯の間をすべって助かったのだろう。
それにしても 俺と同じく お前が助かっていたというのは 神意にしか思えない。
お前の眼が恐怖に満ちていくのを見ることができて 嬉しくて仕方がない。
そして、近寄って 俺は お前が人生最後に聞く言葉をささやくのさ。
(終わり)

コメント(5)

ありがとうございます!!
とっても素敵な訳だと思います。口調もぴったり!
実は私もつい先日、同じようなことをとあるブログでやろうかなーと考えていて、それがまさにDecemberistsのMariner's Revengeだったのであまりの偶然にびっくりしました。でも私が訳さなくてよかった、笑。hanaさんの日本語のセンスに脱帽です。しかしコリンはつくづく、素晴らしいストーリーテラーですよねー。
間違いがいくつかあったので 直してみました。
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The Mariner's Revenge Song


船に乗ってた者の中で俺ら二人だけしか 生き残ってないみたいだな。
この鯨の腹の中で
天井の梁のような鯨の骨に囲まれ
カーペットのような鯨の腹の中で
しばらく時間つぶさなきゃな(=殺すための時間がしばらくあるみたいだな)

あんたはおぼえてないだろうな
俺は3歳の子供で
あんたは18の若者だった。
俺は子供だったが よーく覚えてるさ。
あんたと俺の過去がどうつながっているか教えてやるさ。
当時あんたはこまったやつだったらしいな。
有り金全部 売春とバクチで はたいてしまって。

あんたは あかぬけてても安っぽいという
雰囲気のやつだった。
親父を亡くした俺の母は あんたにほれてしまった。
そして あんたを家に住ませ世話までした。
(親父が死んでまもなくなのに)
親父のぬくもりの残ったベッドも 
いまとなっては おまえのけがれでいっぱいになった。
時がたち あんたは借金まみれのアル中となり
母さんを見捨てた。
あんたのせいで 母さんは気の毒に貧乏で肺病をわずらってしまった。

あんたは バクチの借金だけを残して姿をくらませた。
そのせいで 母と俺の唯一の財産である我が家を国に取られてしまった。
母さんはその後 気がおかしくなってしまった。
そしてある 春の日 俺のいとしい母さんは死んじまった。
俺は母さんの手をとり、死にぎわに 母さんはこう哀願して 死んでいった。

「あいつを見つけて 柱に縛り付けて
骨を粉々になるまで 叩き潰してやっておくれ
そして 墓穴まで引っぱって生き埋めにしてやれ
気がついたら 自分の墓のなかで 裸で だしてくれと棺おけを引っかいてるいるだろう」

それから 母の死の悲しみを我慢できるまで 15年たった。
俺は ホームレスとなって 路上で ほかのストリートチルドレンたちと生き延びていた。
そして、気の毒に思った教会の人が俺を礼拝所の掃除がかりにしてくれた。
教会で聖職者たちと働く間も 一秒たりとも復讐のことは忘れなかった。

とある日 偶然聞いてしまった。
捕鯨船の船員が聖職者に懺悔をしていた。
その船員の乗ってる船の船長が 勝手したい放題の残虐な奴で
その特徴は 100% お前に間違えなかった。
次の日 俺は民間の武装船に乗り込んだ。
風の音のなかから また聞こえてきそうだった。

「あいつを見つけて 柱に縛り付けて
骨を粉々になるまで 叩き潰してやっておくれ
そして 墓穴まで引っぱって生き埋めにしてやれ
気がついたら 自分の墓のなかで 裸で だしてくれと棺おけを引っかいてるいるだろう

母さんは あんたがこうやって敵討ちをしようと海にいても
ずっと見守っているからね。」

そして とうとう運命の晩が来た。
12ヶ月海を旅し やっとお前を見つけた。
お前の捕鯨船に 俺の乗った船を横付けた。
俺は銃の手入れをしていたところだった。
すると 真下からものすごい音がしてきて
海が大揺れ 空は漆黒に変わり 俺の船の船長がおののいていた。
なぜなら 怒り狂った巨大な鯨が牙を私たちに向けむかってきていたのだった。


どう俺が生き残ったのかはわからない。
船員たちはみんな 鯨に噛み殺されていった。
俺は鯨の歯の間をすべって助かったのだろう
それにしても 俺と同じく お前が助かっていたというのは 神意にしか思えない。
お前の眼が恐怖に満ちていくのを見ることができて 嬉しくて仕方がない。
そして、俺に近寄って お前が人生最後に聞く言葉をささやくのさ。
(終わり)
Sitatungaさん

こんにちは。コメントありがとうございます。
翻訳のアイデア すごい偶然だったみたいですね。
ちょっと間違いがあったので コメント2 よかったら見てくださいね。


こういう「実は おはなしになってたんだー」っていう歌は
The Decemberists は得意みたいですね。
私はもうひとつ お話になってる歌の訳をしてみようかと 思っていることろです。
第2弾、ぜひぜひやってください!
Decemberistsは物語る歌、多いですね。
ちなみに私はMariner's Revenge同様、怨念系(笑)の歌であるLeslie Ann Levineが一番好きかもしれません。もう死んじゃってる私。普通に読むと少し気味の悪い歌詞ですが、曲で聴くと痛々しくて切なくて泣いてしまいます。
sitatungaさん

第二弾の応援ありがとうございます。ここ2週間忙しいので 落ち着いたらしてみようと思っています。
Leslie Ann Levineのこと知らなかったのでこの機会に聞いてみました。一番最初の曲なんですね。
だいぶ昔の時代の 死んでしまった赤ん坊の話でしたよね。 幽霊みたいでちょっと怖かったです。

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